セールスライター独立物語

こんにちは
マーケティング・ライター
米野です。

私は、56歳で会社を辞めて
セールスライターとして独立しました。

役職定年の1年前です。

それも、全く畑違いの分野からです。

前の仕事ではセールス部門にいた訳ではありませんし
もちろん、コピーも書いていません。

だから、ほとんどの人はビックリします。

でも、いきなり思い付いて
独立したわけではありませんよ(^^)

まあ、状況は人によって違いますが
何かの参考になるかもしれませんので
私の独立までの経緯をご紹介します。

コピーライティングとの出会い

そもそもは、趣味らしい趣味もなかったし
会社以外の人とのつながりもなかったので
定年後の人生に漠然とした不安がありました。

そこで、自己啓発も兼ねて
打ち込める何かを探していた時に
コピーライティングと出会いました。

学んでいくうちに、
「コピーライティングは文学ではなく科学だ」
と思うようになりました。

コピーのロジックもそうですし
DRMもそうです。

先達の経験をもとにコピーを書き
レスポンスを受けて修正していく
というところが科学だと。

それで、まあ、やることもないので
とりあえずコピーライティングを極めようと。

そのためには、一流から学ぶ必要があると考え
セールスレターを書いたこともないのに

ダイレクト出版のトップクラスの
コピーライティング講座に申込んで
1年間、ひたすらコピーを書いて
レビューをもらって勉強しました。

複業で経験を積む

たまたま、
その講座の100万円企画で優勝したことや

ダイレクト出版の認定も取れたので
実地経験を積みたいと思いました。

ただ、あまり複業で稼ぐという意識はなく

それよりも

・技術を磨きたい
・腕試しをしたい

という気持ちが大きかったですね。

でも、どうやって仕事を取ればいいか
わからなかったのです。

そんな時、
コピーライティング講座で一緒だった友人から
メルマガの代行の仕事の話がありました。

フィーはたいしたことはありませんが
何もしないよりはマシなので
やらせてもらうことに。

でも、全く知らない世界の仕事だったので
本を借りたり、買って勉強しましたね。

最初は、メルマガ1本に
ロングフォームのセールスレターと同じくらいの
時間をかけていたと思います(^^;

でも、今思えば、
それが後々、大きく影響してきたのです。

なぜなら、その分野が特殊だということもあり
その分野のライターがあまりいないからです。

どんなライターだろうが、時間をかけて調べれば
書けるようになるはずですが
専門用語を理解するだけでも大変です。

それを、複業時代、時間に余裕があった時に
経験できたのが大きかったと思いますね。

カッコ良く言えば、ニッチ分野の専門ライター
みたいなものです(そこまで、専門でもないですが…)。

そうなると、その分野の
別の仕事を頼まれるようになりました。

LPやセールスレター制作、ステップメール
雑誌に掲載する記事の代行などなど。

クライアントとの信頼構築

そうこうしているうちに
似たような業界の仕事をしている方と
知り合いになりました。

そして、その方の仕事も
手伝わさせてもらえるように。

当時やった仕事は
実を結びませんでしたが
継続して仕事を頼みたいと
おっしゃっていただきました。

本来であれば、
仕事で成果が出なかったのですから
次の仕事をもらえるはずがないのですが

従来通り、儲けのことは頭になく

いかにクライアントに成果を出させることができるか
自分にできる最善のことをしよう

という姿勢を評価して頂いたのだと思います。

ただ、さすがに
そこで依頼された仕事は複業状態でやるには荷が重く
独立後に機会があればさせていただくことにしました。

早期退職&独立

独立までの間
ライター仲間の紹介などで色々な分野の仕事をしました。

そのうち、半分くらいは
単発のセールスレターを書くような仕事です。

1ケ月に1,2本のセールスレターを書いていました。

そうしていると、それらを合わせれば
独立してもやっていけるのではないか
と思えるようになったのです。

たまたま、仕事の切れ間のタイミングでもあったので
早期退職することにしました。

その話を、前述のクライアントさんに話したところ
相変わらず、仕事を頼みたいとおっしゃって頂いたのです。

毎週のように仕事がありますが
それはそれで、継続収入になる訳ですから
ビジネスとしては安心です。

それに、いくつかの仕事の目処もあったので
自分としては、そこそこ行けるだろうと思って
独立したわけです。

状況を知らない人からすれば
ギャンブルのように思えたかもしれませんが

約5年程の実績と人脈があったので
私としてはギャンブルではなかったですね(^^)

まとめ

あまり参考にならなかったかもしれませんが
私の経験から、セールスライターとして独立するには

コピーライティングの技術と
ダイレクト・マーケティングの知識は無論必要ですが

それ以外に

・クライアントの成功に全力を尽くすこと

・言われたこと以上のことをやること

・クライアントが心配・不安にならないような
仕事の仕方をすること

といった、当たり前のことを
愚直に繰り返していくことで信頼を得ることが
大切だと思います。

そして、信頼していただけるクライアントから
ある程度の仕事がいただける目処が立ち

それで生活していけそうだと思えば
独立しても安心して仕事ができます。

安心して仕事ができれば
その他の案件にもチャレンジできるようになり
徐々に仕事の幅も広がっていきます。

でも、独立する前に
ある程度の収入の目処が立っていないと
それこそギャンブルになってしまいます。

お金がないといい仕事ができないので
継続して仕事をもらうこともできなくなります。

できれば最初は
自分が情熱を燃やせる分野で
どんな仕事でもいいので仕事をして

そのクライアントの信頼を獲得し
継続して仕事を頂けるような関係作り
にフォーカスすることをお勧めします。

長くなりましたが
最後までお読みいただき
ありがとうございます m(_ _)m

何か、ご質問等がありましたら
遠慮なくお問い合わせください。

ありがとうございます。

米野敏博

PS:
JMWAはセールスライター業界の発展のために、
セールスライターの地位向上を目指しています。

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3 件のコメント

  • こういった話は中々聞けませんので、読んで刺激を受けました。ありがとうございます。まさに私はいま複業でセールスライターをしています。とにかく最初はフルコミットで頑張ろうと思います。
    一点質問です。米野さんは、単発でセールスレターを作成されていたころ、レビューは受けていましたでしょうか?
    もし宜しければお願いします。

    • 水野さん

      お問合せありがとうございます。

      セールスレターのレビューを受けていたか?というご質問ですが、セールスライターにレビューをもらったのは半分くらいでしょうか。
      残りの半分(つまり全体の1/4)は、クライアントのマーケターのレビューで、全体の1/4はレビューなし、ですかね。
      詳細にはカウントしていないので、アバウトな数字です。

      セールスライターにレビューをもらったのも、その人の紹介の仕事だった、と言うのが多かった思います。
      後は、当時、知り合いのライター同士の集まりがあって、そこでチラッと訴求のアイデアの意見を聞いたというのもありますね。

      確かに、レビューはもらいたかったのですが、仲間のライターは忙しいし
      クライアントの秘密保持義務もあるので、誰にでもレビューを貰うわけにも行きませんからね。

      セールスライターは孤独なところもあるので、レビューをもらいたいという水野さんの気持ちは良くわかります。
      でも、なかなかそういう場がない。
      単なる意見を言うだけなら簡単ですが、セールスレターのレビューをするとなると大変ですからね(^^;

      だから、私たちは、この協会で、そういったレビューや相談ができるコミュニティーを作れれば良いと思って活動しています。
      セールスライター同士で、Give & Takeできる健全なコミュニティーですね。

      徐々にですが、そういう活動をやっていこうと思っていますので、その際には、水野さんも参加してくださいね。

      ありがとうございます。

      米野敏博

      • 返信頂きありがとうございました。
        セールスライターさん達みんなが同じ状況の中で活動されてるんだなってわかって良かったです。

        貴重なお話を本当にありがとうございますm(_ _)m

        また、そのようなコミュニティができたなら、是非参加したいです。

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