JALのセールで沖縄に行こうと思い立ったのだが。

From:吉田知也
 

実は先週、
JALのセールがあったんです。
 

6月後半に発着する
JALの国内便全便が、
全国どこでも片道6,600円で
飛行機に乗れるというものです。
 

昨日、仕事仲間の
Oさんからその話を聞き、

「そういうことなら、
 沖縄で軽い合宿をしよう!」
という軽いノリで
沖縄行きが即決まりました。

 
ぼく、沖縄には
参加しているビジネスグループの
合宿が行われる12月にしか
行ったことがないので、
一度夏に行ってみたいと
思っていたのです。

 

さて、そのセールチケット、
発売期間は今日と明日の2日間で、
深夜0時から発売開始でした。

朝型のぼくにとって0時は
けっこうな深夜なので、
「まぁ、起き抜けに取ればいいや」と
早朝6時に挑みました。

……甘かった(笑)。
羽田-那覇便のセールチケットは
全て売り切れです。

 

ただ、気持ちが
おさまりません(笑)

一度「行くぞ!」って
決めてしまっている以上、
「セールのチケットが
 取れなかったから諦める」という
選択肢が自分の中にありません。

結局、セール価格の次に安い費用の
飛行機を予約してしまいました。
片道18,000円ぐらいです。
元々予定していた金額の3倍です(笑)

 

さて、ここから
マーケティングの話です。

 
今回のぼくみたいな経験、
あなたにもありませんか?
 

たとえば、欲しいものがあって
バーゲンに買い物に行ったのに、
バーゲン品が売り切れていて
結局定価のものを買ってくるとか。

新しい家を探していて、
予算を決めていたのに
いい部屋がもう取られていて、
結局予算より高い部屋を
借りてしまうとか。
 

値段の安い商品が
買えなくなってしまった時に
諦めきれずにより高い選択肢を
とってしまうことは、多々あります。

 

この時、人の心の中では
「コミットメント」という
心理が働いています。
 

一回自分の心の中で
「そうしたい」と決めてしまったら
それをひっくり返すのは
難しくなってしまうのです。

 
セールのチケットを買おうと
心の中で決めた瞬間、
「沖縄、楽しそう」とか
「海に行ってオリオンビールを飲もう」とか
すぐに妄想が広がってしまいます。

 
セールチケットがなくなったことで
そのハシゴを外されると、
たとえ費用が高くなっても
それを達成しようと行動してしまう人が
一定数現れます。

 

これこそが、売り手から見た
バーゲンセールの効果です。

たぶんぼくと同様に、
出かけたい気持ちが抑えられず
結局普通のチケットを買ってしまった人が
きっとたくさんいたはずです(笑)
 

飛行機業界は、
6月は夏休み前で元々閑散期です。
こういうお客さんの動きの鈍い時期に
格安のチケットを少数提供することで、
出かけたい気持ちを強制的に
目覚めさせる施策として
セールは有効だなーと思います。

 

ということで、
6月末は2泊3日で
沖縄に行ってきます(笑)
仕事もしますが、
海に行きたいです(^ ^)。

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