コンセプトって何やねん?(後編)

From:昌子 幹

今回は前回に引き続いて
売れるコンセプトの作り方
についてお話しします。

前回の記事では
コンセプト(概念)とは
同じような特徴を持つ事や物を
ひとつのカテゴリーにまとめたものであり、

既存のコンセプト(常識)が
覆された時に人は注意を引かれる
という話をしました。

前回の記事はこちらから
↓↓↓

コンセプトって何やねん?(前編)

でも、これは一般的な
コンセプトの話。

ビジネスや商品における
コンセプトはちょっと違います。

商品コンセプトは簡単に言うと
3つの要素から成り立っています。

1)悩みや欲求を抱えている見込客が
2)商品の独自のメソッドによって
3)望む結果を手に入れることができる

あんまりシンプルでがっかりしましたか?

でも、考えてみてください。

それがどんなセールスレターであっても
結局はこの3つを伝えているに過ぎないのです。

言うまでもなくこの3つはどれも重要です。
が、僕がとりわけ重要だなと思うのが
2番目の独自性です。

というのも、これがないと
既存のコンセプトの域を出ないし
注意を引くこともできないのです。

例えばダイエット商品で、

「食べる量を減らして運動量を増やせば
痩せることができますよ」

と言ったところで、ダイエットで
悩む人の注意は引けませんよね?

「そらそうやろ」って話です。
なぜなら、それは既存の
コンセプトだからです。

これがもし
「好きなものを好きなだけ食べながら
痩せることができますよ」
であればどうでしょう?

おそらく注意を引ける
確率は高くなるはずです。

なぜなら、従来のコンセプト(常識)を
覆しているからです。

まぁ、これは極端な例ですが
言いたいことは
わかってもらえるのではないでしょうか?

つまり、見込客の望む結果をもたらす意外な方法が
常識を覆す魅力的なコンセプトを作るためには
欠かせないものになるのです。

ただし、コンセプトが魅力的だからと言って
それだけで商品が売れるわけではありません。

なぜなら、相手はまだそれを
信じたわけではないからです。

そして、そのコンセプトが
事実であることを証明するのが
セールスコピーの役割です。

「この商品を買ってもらうには
相手にどんなコンセプトを
受け入れてもらえばいいか?」

誰が言ったか忘れましたが
これは「100万ドルの質問」
と言われているそうです。

確かにその通りだと思います。

もし、相手にとってそのコンセプトが魅力的で
それが事実であることを証明できたなら、
商品は自然と売れていくでしょう。

他の商品と比較することもないでしょう。

なぜなら、それは他の商品では
実現できないからです。

さて、あなたの商品を買ってもらうには
相手にどんなコンセプトを
受け入れてもらえばいいでしょうか?

ぜひ一度考えてみてください。

100万ドルとまではいかなくても
100万円くらいにはなるかもしれません(笑)

それでは、また。

昌子 幹

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