From:昌子 幹
京セラの創業者である
稲盛和夫さんの訃報が流れました。
同じ京都に住んでいるから
というわけではないんですが
僕も昔から稲盛さんの本は
結構読んできましたし、
何度も読み返している本も
いくつかあります。
なぜか稲盛さんの本って
落ち込んだ時に読みたくなるんですよね^^;
大きな失敗をした時とか
不安で足がすくんだ時とか
やる気が出ない時とか、、、
そんな時に稲盛さんの本を読むと
俄然勇気づけられるのです。
中でも、僕がとても
印象に残っている言葉がこれです。
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人生とは、自分自身が脚本を書き、
主役を演じるドラマだ。
どのようなドラマを描くかは自分次第であり、
心や考え方を高めることによって、
運命を変えることができる。
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言うまでもなく
セールスコピーにおいて
ストーリーってとても重要なんですけど、
自分自身の人生のストーリーを
おもしろくするっていうのも
とても大切だと思うのです。
じゃあ、おもしろいストーリーって
どんなストーリーかというと
紆余曲折があったり
予定調和を覆すようなものです。
それはそうですよね?
映画や小説の主人公が
何の苦労や問題もなく
右肩上がりに成長していっても
見ている方は面白くも何ともありません。
やっぱり、絶体絶命の危機やピンチを
何度も乗り越えながら、
最初には想像もできなかった結末を
迎えるからおもしろいのです。
ところが、人間というのは
こと自分の人生となると
真っ直ぐな右肩上がりの人生を
望むわけです。
だから、何か問題が起こったり
ピンチに陥ったりすると
「なんで自分ばっかり」とか
「自分は運が悪い」とか思って
ただ落ち込んでしまうのです。
ですが、人生を一つのストーリーとして
客観的に見ると、それは
これから人生が好転する前触れであり、
自分のストーリーを
おもしろくするための
チャンスでもあります。
「この難局を乗り切ったら
めっちゃおもしろい
ストーリーになるぞ」と。
で、実際、問題から逃げずに
それを乗り越えると
めっちゃおもしろいストーリーになります。
それだけではありません。
そのストーリーはあなた自身の
最高のコンテンツにもなるのです。
なぜなら、その時のあなたと
同じような問題や悩みを抱えている人は
世の中にたくさんいるからです。
なので、もしあなたが
その問題を解決することができたなら
それをコンテンツにして
同じように悩み苦しんでいる
他の多くの人に提供することができるのです。
例えば、作ったセールスレターが
10回連続コケたとしても
そこから何かを学び乗り越えることができたら
「コケないセールスレターの作り方」
なんてコンテンツが生まれるかもしれません。
そう考えると、
遭遇した問題が大きければ大きいほど
「よっしゃ、チャンスだ!」
と考えた方が良いですよね。
まあ、実際にはそう簡単に
受け入れられない時も少なくないですが
自分で自分のストーリーの脚本を書いている
という意識でいると
物事や事象の捉え方が全然変わってきますし、
実際に稲盛さんもそうやって
多くの人を感動させる最高のストーリーを
人生を通して作ってこられたのだと思います。
なので、ぜひあなたも
あなた自身が主役の
最高におもしろいストーリーを
作ってみてください。
最後になりましたが、
稲盛和夫さんのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。
昌子 幹