そのセールスレターに愛はあるんか?

From:昌子 幹

長い間セールスコピーライターを続けていると
当然ながら、悩んだり迷ったりすることが
少なくありません。

時には袋小路に入ったまま
長い間、出られなくなる時もあります。

そんな時に僕は、必ずと言っていいほど
原点に帰ることにしています。

その一つが
「セールスレターとはそもそも何なのか?」
ということです。

あくまで個人的な解釈ですが、
僕はセールスレターには
2つの要素が必要だと思っています。

一つは、「Salesmanship in Print」

きっとあなたも
「印刷された営業マン」
という言葉を聞いたことがあるでしょう。

ジョン・E・ケネディが残した
有名な広告の定義です。

それまでずっと営業をやっていた僕は
初めてこの言葉を聞いた時には
本当に痺れたものです。

「なるほど、
セールストークを複製することで
対面セールスよりもはるかに
レバレッジがかかるのか!」と。

僕が営業マンから
セールスコピーライターに転身した
きっかけの一つになった言葉でもあります。

ただ、しばらくしてから
この言葉に違和感を感じるように
なったんですよね。

「別に間違ってるわけじゃない。
けど、何かが足りない、、、」

それは何なのか?

しばらく分からなかったんですけど
「セールスレター」という文字を
眺めているうちに、ふと思ったんですね。

それは、セールスレターの
「レター」の部分じゃないか、と。

レターとは即ち「手紙」のこと。
では、手紙とは何か?

相手に自分の想いを伝える手段です。

ただ、セールスレターは
単なる手紙というよりも
ラブレターに近いのかなと思います。

ラブレターは相手に想いを伝えるだけでなく
相手を「口説く」意味もあるからです。

そして、相手を口説こうと思ったら
当然、相手のことを理解し称えた上で
自分(あるいはクライアント)の
想いを伝えることになります。

ラブレターで
「俺と付き合った方が得だよ」
などと言った日には
もう口も聞いてもらえなくなるでしょう。

(ちなみに、
僕はラブレターを書いたことは
今までに一度もありません。
どうでもいい話ですが。。)

いずれにせよ、手紙には基本的に
相手に対する「愛」があり、
セールスレターも手紙の一つであるからには
相手に対する愛や思いやりがあって
初めて成り立つものなのです。

ところが、、、

ややもすると、
僕たちセールスコピーライターは
売上や成約率など
セールスの数字を追いかけるあまり
愛の部分を置き去りにしてしまいがちです。

もちろん、ビジネスである以上
数字は重要です。

でも、数字に愛はありません。

そして、数字ばかりを追い求めていると
知らず知らずのうちに相手を煽り、
奪い、傷つけてしまう場合があります。

それどころか、
逆に数字に追い回されることになり
疲弊してしまうことになります。

少なくとも、僕はそうです。

なので、そうならないように
常に自分に問いかけるようにしています。

「そのセールスレターに愛はあるんか?」

と、、、(どっかのCMみたいですが。。)

別に綺麗事を言うつもりはありません。

ただ、愛があるセールスレターの方が
結果的に数字も良くなるし、
質の良いお客さんが
集まりやすくもなるのです。

さて、あなたが書いている
セールスレターには愛がありますか?

もしあなたが
セールスコピーライターとして
悩んだり行き詰まったりした時には
そう自分に問いかけてみると
いいかもしれませんね。

それでは、また。

昌子 幹

仕事を依頼されるライターになりたい人へ
「稼ぐ」スキルを身につけるJMWAオンラインスクール