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こんにちは
マーケティング・ライター
米野です。
このメルマガをご覧いただいている方の多くは
現在、別の仕事をしながら
専業セールスライターを目指していると思います。
そこで今回は、私の経験から
専業セールスライターになるためにやるべきこと
をお伝えしようと思います。
専業セールスライターに求められるもの
専業セールスライターは
仕事としてライティングをするというのは
当たり前のことですよね。
ですから、ライティングができるのは無論
・クライアントのニーズを正確につかむ
・スケジュールを守る
・不足の出来事に対しても柔軟に対応できる
といったことなども求められます。
これらはあくまでも一例ですが
仕事をする上での基本的なマナーや
プロとしての対応が求められます。
当たり前だと思いますよね?
でも実際には
その当たり前がなかなかできないのです。
なぜなら、クライアントの当たり前と
あなたの当たり前が違うからです。
よくあるのが、
クライアントにメールで質問を出しても
なかなか返信がないので待っていると
ある時クライアントから
「あの件はどうなった?」と問い合わせが来たので
「その件についてはメールで
ご質問をさせていただいたのですが
まだ回答をいただいていないので
そのままになっていますが…」
と答えたところ
「それならそうと早く言ってくれないと困る」
と反論されて終わってしまう
と言ったようなことです。
さてこのような場合はどちらが悪いのでしょうか?
おそらくどちらも悪くないんだと思います。
お互いが思っている当たり前が違うからです。
あまりにも理不尽なクライアントの言い分なら
そのクライアントとは二度と仕事をしなければいいと思いますが
できれば継続して仕事をもらいたいと思っている場合だと
こちらの方で泣く泣く折れざるを得ない場合も出てきます。
2,3日、徹夜をしてでも仕上げる
という羽目になるとか、ですね(^^;
このようなトラブルがしょっちゅうあると
それでなくても忙しいので
専業でやっている場合には非常にきついです。
それに専業になると
クライアントを獲得する時間が非常に取りにくくなります。
というかクライアント獲得するのに労力を使っていては
十分な売り上げを上げることができないですからね。
ですから、専業になる前から
このようなトラブルを避ける訓練をしておくことが望ましいと思います。
どのようにこのトラブルを避ければ良いか
ありきたりですが
一番有効な方法はコミュニケーションです。
特に初めて仕事をさせてもらえるクライアントに対しては
必要以上に綿密なコミュニケーションを取ることを勧めます。
もちろん相手が嫌がらない範囲で、という事ですが…
請け負った仕事の進捗報告や
ちょっとした質問・疑問を投げるのでもいいですし
できれば時には打ち合わせの時間を取ってもらい
顔を見ながら話ができるのがいいと思いますね。
そういうこともあって私の場合
初めて仕事をさせていただく時には
必ずと言っていいほど
クライアントさんにお会いすることにしています。
先日も、遠方の方からお仕事の話があった時に
直接お会いして話をしたいとお願いしました。
先方からは
「なぜ、直接会う必要があるの?」と聞かれましたが…(笑)
でも、一度対面でお会いすると
一挙に距離感が縮まります。
これは相手がクライアントに限らず
友達などでもそうですよね?
一度、距離感を縮めておけば
その後のコミュニケーションをスムーズに運べます。
その上でコミュニケーションをとりながら
・クライアントさんがどういう考えを持っているのか?
・どういうことが常識と思っているのか?
といったことを探り出します。
例えば
「一仕事の進捗状況は毎週末にご報告すればよろしいですか?」
というふうに聞いて
相手がそれをどう思うか、どう答えるか
といったことです。
そういった探りに似た質問を投げかけていきます。
そういうコミュニケーションを重ねることで
そのクライアントさんの考えや癖といったものがわかるようになり
大きなトラブルに発展する前に対応することができるようになります
極端な話、
セールスレターに多少の誤記があっても
スルーするクライアントさんもいれば
一字一句細かくチェックして、それこそ誤記があると
クレームをしてくるクライアントさんもいます。
これはクライアントさんが悪いわけではありません。
クライアントさんが
どういうビジネスをしているか
どういったお客さんが多いのか
そういったことが関係してくるからです。
それをクライアントさんはわかっていますが
我々はわかりません。
ですから、大怪我をしないうちに
いかに早く、そういうクライアントの状況をつかむか
が重要になるわけです。
専業セールスライターになるためにやるべきこと
セールスライティングの勉強はもちろん大切です。
しっかりやりましょう!
ですがそれ以外に
実際にライティングの仕事をもらって
仕事の仕方を学ぶといったことも重要になります。
そうしないと実際に専業として活動し出した時に
仕事の仕方もわからない奴だと言われて
クライアントから継続して仕事が取れない
といったことにもなりかねません。
継続して仕事を発注してくれるクライアントさんは
セールスライティングというか
マーケティングのことをある程度勉強しています。
ですから、ライティングの技術的なことよりも
・ちゃんと仕事をしてくれるのか
・痒いところに手が届く仕事をしてくれるのか
・色々な提案をしてくれるか
そういうところで、継続して仕事を出すかどうか
判断しているように思います。
副業でやっているうちは
専業になるための準備だと思って
仕事を受けるのがいいと思います。
大したお金にならなくてもいいと思います。
そこで仕事の経験を積むことが目的です。
ここで、「お金」「お金」となったら
クライアントは離れていきます。
それよりも、
・どんなクライアントさんがいるのか
・コミュニケーションの取り方はどうしたら上手くいくか
・報告の仕方、レターの出し方、料金の受け取り方はどうするか
など、おそらく初めてのことがたくさん出てくるので
そういうことを経験するのが良いと思いますね。
ライティングの技術は必要最小限のものがあれば
何とかやっていけると思います。
というか、仕事をするからこそ
本当の技術が身に付くと思います。
仕事を取るというと
なかなか自信が持てないかもしれませんが
機会があれば仕事をさせてもらって
勉強するのがいいと思います。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
あなたのセールスライティングの
お役に立つことができれば幸いです。
ありがとうございます。
米野敏博
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