反省しました。。

From:昌子 幹

先日、あるクライアントから連絡があり
ターゲットを変えたいという話がありました。
それも、大幅に。

その時点ではすでにリサーチが終わり
ストーリーボードまで作っていたので、
こちらとしては大混乱です。

だって、ターゲットが変わるというのは
イコール、すべてやり直しみたいなもんですから。

ところが、先方は
ターゲットが変わるだけで
そんなに大層なことになるとは
思っていなかったみたいです。

「え?相手を変えるだけでいいんじゃないの?
しかも、ライティングはこれからでしょ?」

みたいな反応。
(もちろん、もっと丁寧な言い方ですが)

「いやいや、そうじゃないですよ」
とライティングのプロセスについて
一から説明して、追加費用とリスケを
納得してもらったんですが、
実はこういう話ってたまにあるんですよね。

いわゆる、コピーライティングというと
文章を書くだけだと思われている場合が
まだまだあるんですね。

が、あなたも知っての通り
ライティング自体にかける時間は
全プロセスの半分程度です。

残りの半分、いやそれ以上が
リサーチや企画に費やされるわけで、
このリサーチが成否の8割を
握っていると言っても過言ではありません。

しかも、リサーチの中でも重要な
ターゲットリサーチがやり直しになると
根幹から崩れてくるんですね。

ただ、これはあくまで
僕たちコピーライターにとっての常識であって
一般の人はそこまでしているとは
夢にも思ってない場合が少なくないのです。

「これは、いかんな」

と僕自身も反省しました。

コピーライティングのプロセスを
もっと相手にしっかり伝える必要がある、と。

それを伝えることを怠っているから
今回のような事が起きたり、
時には「高い」と思われたりするわけです。

じゃあ、どうすればいいかというと
まずは見積書をちゃんと出すべきですね。

これは僕だけかもしれないですが、
「セールスレター制作一式○○円」
みたいな形で見積りを出すことが多いんです。

そうではなく、

・商品リサーチ
・ターゲットリサーチ
・マーケットリサーチ
・コンセプト制作

みたいな感じで、
やることをすべて
明記しておくだけでも
かなり印象が変わってくるような気がします。

もっと言うなら、
そのプロセスのポイントポイントで
成果物を提出してチェックしてもらえば
大幅な書き直しとかはなくて済むでしょう。

と、書きながら思ったんですが、
これってどんな仕事でも
普通にやってることですよね。。

うーーーん、

やはり反省すべきは
クライアントではなく
僕ですね。。

それでは、また。

 

昌子 幹

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