セールスライターにお勧めの5冊

こんにちは
マーケティング・ライター
米野です。

このメルマガをお読みいただいているあなたは
たぶん、勉強熱心な方ですよね?

様々な教材や本で勉強されていることでしょう。

でも、あまりにも多くの教材や本があるので
どれを選んだら良いかわからない…
と悩んだことはありませんか?

今日は、あなたのセールスライティングの
スキルアップに役立ちそうな本を5冊紹介します。

あくまでも、私の個人的な意見ですが
参考になりましたら幸いです。

心をつかむ技術

ディスカヴァー・トゥエンティワン発行
カート・モーテセン著

「心をつかむ」というのは、客を買う気にさせたり、
部下のモチベーションを高めたりするという意味です。

あなたが、デール・カーネギーの名著
『人を動かす』を読んだことがあるのなら、
似たような内容が書かれていると思うでしょう。

どこでも言われている
「ほめる」「期待をかける」「貸しをつくる」
「出し惜しみをする」などの10の技術が紹介されています。

当たり前のことが書かれてあるだけですが
綺麗にまとまっているので

ライティングの時に
「何か足りないなぁ」
「何だか、心動かさされないなぁ」と感じた時に、

パラパラとめくると
思わぬアイデアが浮かぶことがあります。

そういう意味では、
「読む本」というよりも「ヒントをもらう本」として活用しています。

「言葉にできる」は武器になる

日本経済新聞出版社出版
梅田悟司著

「バイトするなら、タウンワーク」とか
缶コーヒージョージアのCMの
「世界は誰かの仕事でできている」というコピーはご存知ですよね?

あのコピーを書いたライターさんが
自分の思いをどうやって「言葉」にして「伝える」か?
を解説した本です。

あなたも、自分の思考をうまく言葉にできなく
歯がゆい思いをしたことがあると思います。

その理由は、「外へ向かう言葉」にフォーカスしているから。

極端な言い方をすれば“自分の言葉”ではない、ということ。

“自分の言葉”にするには、一旦、
「内なる言葉」として府に落とさないといけないと。

これも本質的なことなんですが
わかっていてもなかなかできない。

そんな人のために、「言葉にする」方法が書かれています。

ただ、本質的なことだけに、
その方法も実際にやってみようとするとなかなか難しいです。

そこで、無理矢理にこの方法に当てはめるのではなく
自分の意識を内側に向ける
本当に自分は理解しながらこのレターを書いているのだろうか?
と内省するために読むといいと思います。

中上級者向け、って感じですかね。

コンセプトメイキング

ディスカヴァー・トゥエンティワン発行
高橋宣行著

元博報堂制作部長による
すごい企画と結果を出すためのコンセプトのつくり方の本です。

もし、「セールスライティングなのに、なぜコンセプト?」
と思ったら要注意ですよ(^^)

ライティングの仕事の中には
商品コンセプトが明確でないものもあります。

商品コンセプトが良くないと
ターゲットに刺さるコピーを書くことはできません。

そんな時には、セールスライティングのアイデアとして
商品コンセプトを一緒に考える必要があります。

そういうセールスライターなら
高額なフィーを要求できます。

ただ、コンセプトを考えるのは簡単ではありません。

この本を読んだからと言って
すぐに秀逸なコンセプトを生み出せるものではありません。

コンセプト作りをするときの
参考書のような形で利用することをお勧めします。

売れる脳科学

ダイレクト出版発行
クリストフ・モリン、パトリック・ランヴォアゼ 著

顧客の「購買」の意思決定をコントロールしている脳の働きと
効果的な説得のメッセージの作り方を解説した本です。

セールスライティングで重要と言われている
「あなたメッセージ」「対比(コントラスト)」「具体性」
「最初と最後が肝心」「ネガティブな感情」などが

どうして重要なのか?なぜ顧客が反応してしまうのか?
を科学的に解説している本です。

読んでいると「なるほど〜」という感じになり
頭に残ると思います。

ただし、全部読もうと思うと大変なので
ポイントだけで十分だと思います。

セールスレターの成功技術

ダイレクト出版発行
ドレイトン・バード著

最後に、セールスライティングのテクニック的な本をご紹介します。

書かれている内容自体は、セールスライティングの基礎的な内容。

当たり前ですが「秘密の方法」なんてありません(^^;

ただ、この本1冊で
セールスライティングに必要な基礎的なことは全て学べますね。

で、私がこの本をお勧めする一番の理由が
サンプルレターの多さです。

もちろん、反応の良かったレターです。

中には、失敗レターもありますが
それはそれで反面教師として使えるかな?と。

昔のDMのサンプルなので
ネットのLPなどのスワイプとしては使いづらいと思いますが
アイデアは一杯もらえます。

写経が趣味(?)な人にもオススメですね(笑)

 

 

以上が、私のお勧め5選です。

これら以外にも、たくさんのお勧め本があります。

ただ、それらの本は、隅から隅まで読んだものは
ほとんどありません。

その代わり、何かあるたびに引っ張り出しては
必要なところだけを、何度も読んでいます。

そういう使い方もある
というご紹介でした(^^)

ありがとうございます。

米野敏博

PS:
JMWAはセールスライター業界の発展のために、
セールスライターの地位向上を目指しています。

お知り合いのセールスライターに
JMWAのメルマガをご紹介頂けると嬉しいです。
https://jmwa.org/

「稼ぐ」スキルを身につけるJMWAオンラインスクール

3 件のコメント

  • 米野様

    いつも楽しく読ませて頂いています。

    砂川と申します。

    セールスライターに
    お勧めの本をご紹介くださり
    ありがとうございます。

    「おっ!こんな本もあるのか」

    と、知識欲を刺激されました。
    ぜひ、読みたいと思います。

    さて、最近、セールスライターとして
    活動していると、よく「メールの相談」
    を受けることがよくあります。

    例えば、通販の継続率を上げるためには、
    どんなメールを書けば良いのか、
    売り上げを上げるためにどんなメールを
    送れば良いのかなど、こんな案件、相談が
    増えています。

    そこで、お聞きしたいのですが、
    米野様がお勧めする「メールマーケティング」の
    ような本はありますか?

    色々調べてみましたが、
    どれを購入すれば良いのか
    さっぱり分かりません。

    もし、何か参考になる本を
    ご存知なら、
    ご教示くださると嬉しいです。

    よろしくお願い致します。

    • 砂川さま
      いつもメルマガをお読みいただきまして、ありがとうございます。

      さて、ご質問の「メールマーケティング」のお勧め本ですが
      残念ながら「メールマーケティング」専門の本はあまり知りません(^^;

      私が、参考にしている本は下記の2つの本ですね。

      「オンライン コピーライターズ ハンドブック」
      「セールスライティング・ハンドブック」

      この2冊ともアメリカの有名オンライン・ライター ロバート・W・ブライ氏の著書です。
      どちらも、本の中に1章を設けて「メールマーケティング」の解説や
      メールの書き方・注意点などが書かれています。

      ご存知のように、メールもセールスレターと同じように
      ヘッドライン(メールの場合は”件名”)とオープニングが重要で
      あとは”差出人”を明確にすると言ったことが書かれています。

      特に、通販のメールは特殊なような気がしています。
      私が過去にやった仕事(ステップメール制作)では

      マーケティング担当から、
      いつのメルマガで何を訴求するかまで設計されたものを
      受け取って書いていました。

      その後、通販関係の仕事はやっておりませんが
      ネット通販系の本か教材などが良いのではないでしょうか?

      あまりお役に立てずに、申し訳ありません。

      ありがとうございます。

      米野敏博

      • 米野様

        砂川です。

        ご質問への回答を
        頂き、ありがとうございます。

        紹介して頂いた本、
        ぜひ、参考にさせて頂きます!

        >特に、通販のメールは
        >特殊なような気がしています。

        実は、私も通販のメールは少し
        特殊な印象を持っています。

        通販は、
        「短期間で結果を出さないと離脱される」
        ことが多いので、結構シビアな印象を受けます。

        もちろん、LPや広告の段階で
        きちんと効果が表れるまでの
        話をするのは当然だし、
        長い期間使ってもらう人を
        集めるのが一番だと思いますが、
        それでもシビアな印象です。

        じゃあ、長く使ってもらうためには
        どうするの?ってなると、
        やはり「教育」と言う部分になってくる
        とは思うのですが、それを
        短期間でビシッとやっていく感じかなと。

        スミマセン。ちょっとした
        考察になってしまいました。

        私の周りには、ライター仲間が
        いないので、このような意見交換の
        場がとてもありがたいですし、
        つい、余計に喋ってしまいました。

        今後ともよろしくお願い致します。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください