from 成澤将士
「もうメールしないでください。仕事に支障が出て迷惑です」
先日、こんな感じの内容で協会のメルマガの購読解除を求めるメールが来た。
しかも僕の書いたメルマガに返信って形で。
いやー、なかなか刺激的ですな。
そもそもウチのメルマガを読んでくれている人は、無料レポートのダウンロードをした人やオンラインスクールの受講生だったりと、協会の何かしらのコンテンツを利用している人か、僕や理事のことを知っている人がほとんど。
だから、僕らのやっていることも理念もある程度は知ってくれているはずだし、ファンとまではいかなくても好意的に捉えてくれている人が多い(と僕は思っている)から、こういう刺激的なメールは滅多に来ない。
年に1回あるかないかって感じ。
さらに言うと、メルマガは一番下の購読解除ボタンからいつでも解除できる。
なので、嫌なら自分で解除すればいいだけだから、こうしてわざわざメールをくれる人はレアなケースだ。
っていうか、ウチのメルマガって平日の朝7時台に1通送ってるだけなんだよね。
その1通で仕事に支障をきたすって、いったいどんな仕事をしている人なのか、どんな状況の人なのか、個人的にむっちゃ気になった(笑)
まあ結構軽めにグチってはいるけど、ぶっちゃけこのメールで僕はちょっと傷ついた。
そんな言い方されるほど悪いことしたかなぁ、、、って。
こういう「ネガティブ」な情報って、すごく残っちゃうんだよね。
前に芸能人の誰かが、「自分の投稿に1万件の肯定的なコメントが溢れていても、1件の否定的なコメントがあるだけで落ち込むし傷つく」って言ってたけど、その気持ちはむっちゃ分かる。
でもこれって、誰にでもあることだよね。
ちなみに、はるか昔から人類が生きていくうえでマイナスの情報や否定的な意見は「生死にかかわる」とても重要なものだった。
だから、ポジティブな情報よりもネガティブな情報の方が強く印象に残るように、僕らの本能に刻み込まれている。
つまり、ネガティブな情報はそれだけで強いパワーを持っているということ。
それが重要な情報であれば真摯に受け止めるべきだけど、そうでないなら悩むだけ勿体ないから、さっさと切り替える方が良いよね。
ちなみに僕個人の主観では、不測のネガティブ情報って、ある意味「雨」と同じだと思う。
雨は嫌だなあって思ったとしても自分で止めることはできないじゃない?
んじゃどうするか?
屋内に逃げ込んだり、傘を買ったり、カッパを着たり、そもそも濡れないように折り畳み傘常備したり、天気予報見て予定変えたり、そんな感じで避けたり防いだりはできるよね。
これと基本的には同じ考え方で否定的な意見にも付き合えば良いと思う。
ネガティブな感情の雨に黙って打たれ続けていたら、心が風邪を引いちゃうからね。
そして否定的な意見繋がりで言うと、セールスレターを書いて周りの人に見せた時に、思わぬ否定的な意見が出る時ってあるよね。
その意見が、「受け止めるべき意見」なのか、「スルーして問題ない意見」なのかを僕らは判断する必要がある。
その判断基準として一番簡単なのは「ペルソナに合致する人の意見かどうか?」というもの。
僕らの書くレターは、大衆全てに受け入れられる必要はないよね。
つまりターゲット(ペルソナ)に刺さればいいんだから、そこから大きく外れている人の価値観はアテにしなくても何ら問題ない場合が多い。
例えば、20代後半のシングルマザーをターゲットにして書いたレターのフィードバックで、65歳の男性に意見を求めても、その意見はあくまでもその人の主観であって、ターゲットに刺さる意見ではないことがほとんど。
なので、そういった場合はどれだけ否定的な意見でも、たいして気にしなくても大丈夫。
ちなみに、「これ、書いてみたんだけどどう思う?」って言って見せちゃうと、ほとんどの人が評論家気分でアラを探して否定的な意見を言ってくるので気をつけよう(笑)
なので、そういったターゲットから外れた人に見てもらう場合は、「読みやすいかどうか?」というポイントに絞ってチェックしてもらうのが良いよ。
PS:
読者からの意見は僕ら理事も励みになるので、いつでも大歓迎です^^