from: 藤村紀和
先日、去年からライティング依頼をくださる、
とあるクライアントさんとミーティングをしました。
事前に質問をメールして、リサーチも兼ねての時間です。
その方とは何度も面会してますし、
イベントも一緒に参加してますし、
コミュニケーション取れてるつもりなんですけど、
なぜか一抹の不安というか…
少し嫌な感覚があるのは何故だろう??と思い、待ちます。
着席して一息ついたところで、クライアントさんも笑顔で登場しました。
珈琲とモーニングを頼み、
リラックスした雰囲気のなかで
近況報告など雑談交じりにスタートです。
ただ…
途中からなんだか辛くなってきました。
このクライアントさん相手だと、ちょくちょくこうなります。
関係性はできているのですが(自分が我慢してるだけ?)、
苦手意識を持つのは良くないと思ったので、いろいろ観察をしてみたんですね。
まず会話の中身はどうか?
予め聴きたいことを伝えて、
それに沿って話を進めているのでここが問題ではなさそうです。
次にやり取りはどうか?
会話って、相手の表情を見ながら、
目線を合わせつつ双方で質疑応答していきますよね。
このときも自分はPCでメモを取りながら、
質問をしていこうと構えていたんですが、、、
とにかくお相手が独り言ちで止まらないんです。
そうか、これが辛かったのか!
相手が8~9話し、自分は1~2くらいのバランス。
自分は相手の話が一区切りつくまで聴く癖を持つので、一方的に延々と続けられるから辛かったんです。。
会話はキャッチボールが理想と言うのに、
まるでドッジボールです。
独演会ならぬ、毒宴会…。
あなたは大丈夫ですか?
もしかして同じようになっていたら、
お相手の方は会話を楽しめず辛くなるので
相手から会って貰いにくくなりますよね。
一つ二つ話したら、次は相手に質問を投げるのがベストバランスだと思います。
もし相手の方が、
「ふ~ん」
「へぇ~」
という返事が多くなってきたら要注意ですね。
面着でやり取りするときは
キャッチボールが大事だと思うですが、
メールのように一方的に送るものでもキャッチボールは成り立ちます。
どうすればドッジボールにならず、
キャッチボールにできるか??
それは相手が思っているであろう感情とか、
「そう、それ!」と共感を得る様な文章を入れていくことです。
・○○なことってありませんか?
・○○な時、困っちゃいますよね
・○○だなんて、勘弁してほしいわ
などなど、具体的な場面描写と感情の動きを書いていくと、話が一方的にならず理解して貰えながら読んでいただけます。
相手が自分のこと思って文を書いてくれたら、嬉しいものです。
相手の頭のなかを先回りして、
受け止めやすい言葉を送ってみてくださいね。