それダメ!「感情的なコピー」

こんにちは
マーケティング・ライター
米野です。

「人は感情的な理由から商品を購入する」

セールライティングの勉強をしていたら
一度は聞いたことのある言葉ですね。

だけど、この言葉には注意が必要です。

なぜなら、このような名言(?)には必ず
その背景があるからです。

では、具体的に、どのような注意が必要かと言うと

「感情」だけにフォーカスすると煽ったようなコピーになる

ということです。

あるいは、

怪しげなコピーになる

と言った方が良いかもしれませんね。

例えば、、、

この秘密のテンプレートを使えば
たとえあなたがセールスライティングを勉強していなくても

たった30分で一流セールスライターが書いたコピーよりも
ガンガン売れるコピーが書けるようになります

月に5時間働くだけで10本のセールスレターを書いて
100万円以上の収入を得ることができます

今なら、このテンプレート 30パターンを
なんと3万円でご提供します!

という感じですね。

このメルマガをお読みのあなたなら
「マジか?!嘘だろう〜、そんなわけないよな」
って思うでしょう?

(「おぉー欲しい!」と思ったら要注意ですね)

でもね、セールスライティングを勉強していなかったり
単なる儲け話だけに興味のある人は
買うかもしれませんよ。

あなたのように
セールスライティングをしっかり勉強していたり
実際にセールスレターを書いたことがある人なら
そう簡単に信じないですよね。

つまり、読み手の感情だけではなく
知性と言うか、知識と言うか、信じていることにも
同時に訴えかけないといけないんです。

例えば、あなたが
売れるセールスレターには
読み手の商品認知レベルに応じて
6つのパターンがある
ということを知っているとしましょう。

でも、その使い方がよくわからないと。

それが、あるチェックリストに従えば
読み手の商品認知レベルが判断でき

そのチェックリストの結果に対応した
5つのリード・テンプレート/パターン
があるとしたら、どうでしょうか?

チェックリストと合計30テンプレートで
3万円だとしたら書いませんかね(^^)

しかも、このチェックリストとテンプレートは
素人には使いこなせませんよ!
と言っていれば、

この商品を買う自分は素人ではない
というように思うので自尊心も満たされます。

もちろん、その後に“証拠”が並んでいますよ。

チェックリストの一部分と
テンプレートの一部が2,3個もあれば十分でしょう。

ビッグプロミスもトーン・ダウンして
セールスレターを書く時間が半分になるとか
何度も書き直さなくて済むとか
その程度だったら、3万円でも信じられそうですね。

セールスレターの成果も心配ですが
セールスレターを書くのに時間がかかったり

途中まで書いたら
「これ、やっぱりダメだわ」
と書き直したりするのを避けたいと思うでしょうからね。

つまり、読み手の感情にアプローチすると同時に
知性、信じていることにも訴えかけなければダメ
っていうことですね。

ちなみに、良いコピーとは、正確さとは関係がありません

あなたの考えがよく理由づけされているとか
事実に基づいているなんてことはどうでもいいのです。
(法的に問題のある場合は別です)

大切なのはあなたのコピーが読み手に知的、感情的に訴えかけ
あなたが望む行動や考えに至るように働きかけることです。

読み手が瞬時に理解することができるように
明確で、簡潔で、感情と知性に訴えかけるアイディアが重要ですね。

読み手はもともと懐疑的です。

読み手の知性は頭に入ってきたアドバイスや情報のほとんどを
“怪しいから注意しろ”と言ってきます。

ですから、説得力のある証拠を使って
信じられる、説得力のある考えを練ってください。

かと言って、グダグダと説得の文章を書いてはダメです!

あなたのコピーが、理解が容易であればあるほど
読み手はあなたのコピーを真実だと思うようになります。

あなたのセールスライティングのお役に立てられれば幸いです。

ありがとうございます。

米野敏博

PS:
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