先々月から習い事を始めてるんです。
剣舞なんですが、
詩吟の謳いに合わせ太刀を振るい舞う舞踊です。
古武道の型を元に、帯刀や斬り方構え方、
礼法といった基本動作で舞うんですね。
週末にボランティアで武将隊活動をしていて
その見世物に…と思い始めたのがきっかけ。
こうした習い事は本当に久し振り(小学生以来)で
とても新鮮です。
先日も流派の昇級審査を受けまして、
最終審査日に受けたメンバーが
小学校2年生女の子、
小学校5年生女の子、
小学校6年生女の子、
40代のおじさん(私)というシュールな画ずらでした。
皆さん綺麗に舞うんですよね。
おかげさんで三級に昇級したのですが、
無料体験から始まり困ったことがあったんです。
何かというと、
決まった形式と、小道具の多さです。
そして五月雨式に新事実が発覚していくこと。
無料体験に参加する際は、
『動きやすい格好でお越しください』
から始まり、上下ジャージで参加しました。
感触も良かったので入門することにしたところ、
HPでは載っていなかった「入門料」があると言われました。
「入門料も要るのか。まぁそうか。」
と月謝と共に初稽古へ行ったんですね。
刀を差すのにサラシ布を持って行ったのですが、
「角帯を使うので用意しましょう。」
「必要でしたらあるので幾らで譲りますよ。」
と購入。
で、そのときに
稽古着は着物と袴と白足袋と言われました。
袴はAmazonで見繕って物持ちしそうなものを買い、
あとはありもの揃えて稽古に行きました。
そうしたら、
「袴がポリエステルなんですね。
通常は綿の袴を使うんですよ。
ではこれは練習用で使いましょう。」
ということで、
また袴を用意しなければならなくなり。
「なんだか出費が想定より多いな。」
と感じながら稽古に励み昇級審査の事を言われました。
せっかくだから「はい、受けます。」
と返事したところ、
「審査は正式な衣装なので、紋付き袴に
はちまきと襷が必要なんです。
レンタルもありますがどうしますか?」
という展開。
さらに剣舞で使う刀も
いずれは自前で持たないといけないそうで、
思いがけない経費が圧し掛かる事となりました。
稽古の内容はおかげさまで
やって良かったと思うものです。
とは言え、
「いやはや最初にどれくらい必要か、
予め言っておいて欲しかったなぁ」
正直な感想でした。
実際のところ、何かサービスを受けるお店では
ままあることじゃないかと思うんですよ。
ただこれが悪質になると
「これを買わなければ先に進めません」
「これをやらなければ、期限が来たら終了です」
みたいに、選択肢が無い状況に追いやられます。
お客さんに対してそんなつもりが無いのなら
情報は余すところなく伝えないとダメですよね。
サイトによくあるQ&Aなんかも
「そんな事は聞くまでもない」
「訊きたいのはそんな事じゃない」
という全く情報になってなかったり、
解約方法や連絡先を探しにくくしている
クソみたいなところもあります。
やっぱり良い御客さんに喜んで継続してもらう
そのために何を書き、知ってもらうか?
長続きして利用してもらうのが
安定の秘訣ですものね。
お客さんとの信頼関係は、
情報を隠さず伝えるところから始まります。
透明性を意識して誠実な対応をすることで、
喜びと信頼が長続きするサービスを提供していきましょう。