from: 藤村 紀和
あなたはどれくらい「頼り先」お持ちでしょうか?
困ったときの駆け込み寺のような場所です。
駆け込み寺って、「助けてーー」って
困ったときに助けを求める意味合いが強いですが、
もともとは江戸時代に、
夫と離縁したい妻が幕府後任の寺に駆け込み、
寺は示談を薦め、調停が不調だと妻は寺入りし
満2年経てば寺法で離縁成立する…
という取り決めからきています。
僕自身困りごとがあって、
先日代表理事の成澤にとある相談をしました。
(もちろん離縁とかじゃないです)
知り合いから相談を受けた集客案件があり、
その進め方で確認をしていただきました。
セールスライターしていると
全く馴染みのない業界の案件相談を
いただくことがあります。
自分自身に引き出しが無いと、
めちゃくちゃ焦ります。
相談した結果は、
相談して本当に良かったんです。
(当然なのですが)
判断しづらかったことについて
進み方を示していただきました。
そしてそこで見たんですよ。
成澤が大型案件を掴んでいく秘訣!
と言うのを…。
これをやれば効果的なんですね。
それが、、
基本をおろそかにしないことと、
ドリルではなく穴にフォーカスする。
この2点でした。
「基本をおろそかにしない」
というのはイコール、
基本に忠実に取り組むという事です。
それが何かといえば、
クライアントへ提案するための情報集め、
事前リサーチです。
何を調べていくかと言えば、
・どんな商品サービスなのか?
・対象は誰?企業?個人?どんな属性なの?
・活動範囲は全国?ローカル?
・競合はどんな訴求をしている?
・どんなUSPを打ち出せそう?
などなど、
さしずめこのようなところでしょうか。
そして、もう一つの
「ドリルではなく、穴にフォーカスする」
相手が求めている奥深くにあるものを
見つけ出して伝えていくことです。
よくあるのが、相手は
「これやりたい」と言ってても
よく調べると実は、それ効果無いですけど?
としっかり伝えられるかってことです。
今回先方さんからの相談では、
新規集客をLPとGoogle広告の活用で進めたい、
LP作成について相談したい、
広告運用はこちらで考えている、
という内容でした。
通常ならそのまま「はいLP作成ですねー」で
その方向へ話が行ってしまうのですが、
成澤代表と事前リサーチで得た情報を活用して、
セールスプロセスが合っているのか?
を検討した結果、、、
先方さんの要望する進め方では
成果を出しにくいことが判明したんですね。
因みに成澤評では、
難易度レベル5段階としたら、
4.5の案件ですと。
詳しい内容は伏せますが、
・CVから考えた広告費用
・競合が多く強過ぎ
・USPを打ち出しにくい
こんな結果が導き出されました。
そのまま突っ走っていたら、
結果出せず疲弊するばかりだったかもしれません。
もちろんプロセスを変えて、
ゲリラ戦に持ち込めば面白い戦ができる、
そんな進め方も打合せしました。
大事なのは、こうして導いた答えを、
根拠を上げて先方さんに正直に伝えていくことです。
相手によっては否定と受け取られ嫌がることもあるでしょう。
でも相手にとって最善を伝え尽くすのも
私らの在り方として必要なことですよね。
そこで切れる相手は、それでいい。
そして新たな提案を出し、
相手が納得してくれた上で施策を進めていく…
こうした事前準備と提案する力が
成澤が高額フィーを得て結果を出していく力なんだな、そう感じました。
こうした痒い所に手が届く進め方って、
ひとりではアウトプットすることは難しいです。
なんせ多大なる経験が必要ですから。
ひとりで仕事を進めるのは経験値も溜まりやすいですが、
ひとりであるが故に、お試しなどで最初に結果が出ないと次に繋がらないのも事実あります。
これがセールスライターなんだなぁと改めて思ったのでした。
そして協会は、こうしたセールスライティングをしていく上で、お困りごとの駆け込み寺でありたいと思うわけです。