From: 昌子 幹
僕がまだ駆け出しの頃、
すごくよく使っていた教材、
というか資料があります。
その資料は、ある有名な
セールスコピーライターが
実際のセールスレターを
完成させるまでの全プロセスを
こと細かに記録したものでした。
それこそ、リサーチの時に
商品のどこにチェックを入れたかとか、
それをどうやってベネフィットに転換したかとか、
ビッグアイデアに至った経緯とか、
ボツになったヘッドラインとか、、、
リサーチから編集までに
そのライターが行なった
すべての仕事が記録されていました。
これはすごく勉強になりましたね。
「あぁ、そういうふうにやるんだ」と。
もちろん一般的な教材にも
ライティングプロセスは
解説してあると思うんですけど、
不特定多数の人を対象にしているので
どうしても抽象的な表現になったり
いろんなサンプルを引っ張ってくるので
逆にわかりにくかったりします。
でも、その資料は、教材というより
記録資料なので超リアル。
そのライターの仕事の仕方が
手に取るようにわかったのです。
昔から、どんな道でも上達の早道は
先輩などの実際の仕事を横から覗き
その技を盗むことだと言われますが、
これはまさにそんな感じ。
たくさん盗ませてもらいましたw
残念ながら、その資料は非売品で
しかもたぶん今は手に入りません。
でも、安心してください。
とても簡単でいい方法があります。
まず、経験豊富なライターに近づき
知り合いになってください。
次に、その人が今までに
どんなセールスレターを書いてきたか
聴き出します。
その中から、自分で「これはすごいな」
と思うものをひとつ選びます。
そして、最後に
こう質問してみてください。
「どうやってこんなすごい
レターを書いたんですか?」
おそらく、こんな質問をされて
黙っていることのできるライターなど
ほとんどいないでしょう。
(たぶん。。)
なぜなら、自己重要感が
くすぐられまくりだからですw
僕だったら、鼻の穴をふくらませながら、
そのレターを作った経緯を
得意げに話してしまうでしょう。
少なくとも、邪険に扱われる
なんてことはないはずです。
なので、もしあなたがプロのライターから
ライティングスキルを盗みたいと思ったら
ぜひ、この方法を試してみてください。
昌子 幹