【警告】洗脳のメカニズム

From:昌子 幹

「俺を殺す気か!!」

あまりにもコロナ一色で
しかも偏狭報道ばかりなので
最近はあまりテレビを見ませんが、

先日、たまたまテレビを見ていたら
ワクチン接種できなかった人が
そう騒いでいたという
ニュースをやっていました。

僕はそれを聞いて改めて
「恐怖と欲望」の
2つの感情の恐ろしさに
背筋が寒くなりました。

僕たちコピーライターや
マーケターにとって
感情に訴えかけることは
もはや常識中の常識ですが、

中でも昔から「最もパワフル」
と言われている感情が
「恐怖と欲望」です。

ですが、これは裏を返せば
「最も取り扱いに注意を要する感情」
ということでもあります。

ちなみに、この2つの感情は
常にセットで使われていて、

大体が、不安や恐怖を煽った後で
限定性のある解決策(オファー)を提示して
欲望に訴えかけるというパターンです。

カルト教団が洗脳で
よく使う手口ですね。

「このままでは世の中は
こんなひどいことになるのです。
でも、あなたはラッキーです。
教団に入れば
あなたは助かることができます」

といった具合ですね。

今回のコロナ騒動で言えば

「このままでは東京は
2週間後には
今のニューヨークになる!」

とか

「このままでは日本人の
34万人が死亡する!!」

とマスコミが恐怖を煽りに煽り、
最高潮に達したところで
ワクチンを救世主として登場させる
(しかも、数量限定で)

といった具合で
彼らがやっていることは
カルト教団と何ら変わりのない
ただの洗脳です。

そりゃ、冒頭のような人が現れても
おかしくはありません。。

ただ、恐怖と欲望は
カルト教団やマスコミによる洗脳だけではなく
セールスレターやプロモーションでも
よく使われています。

必ずしもそれを
否定するわけではありませんが、

この2つの感情を過大評価するあまり
重大な欠点が見逃ごされているんじゃないか
と思うことがあります。

一つは、不安や恐怖を煽り過ぎると
相手は完全な思考停止状態になることです。

カルト教団の洗脳にしろマスコミの洗脳にしろ
恐怖と欲望の感情が暴走した結果
相手は客観的なデータや事実を分析して判断をする
という論理的な思考が奪われることになります。

「いや、それが狙いだから」
と言う人もいるかもしれませんが
本当にそれでいいのか?
という話です。

思考停止状態に陥った人たちを
集めるということは
「彼らは完全にあなたに依存する」
ということでもあります。

自分の頭で考えずに
答えばかりを求めてくる人たちと
果たして付き合いたいと思うのか?

おそらく、あなたの答えは
「NO」でしょう。

で、もう一つ忘れてはならないのは
恐怖と欲望で獲得した顧客は
返金率がとても高くなるということです。

そら、そうです。

洗脳は遅かれ早かれ解けます。

我に帰ったその時に
「なんでこんなことをしてしまったんだろう?」
と速攻で解約するのは目に見えてます。

聞いた話と事実が違っていれば
「詐欺だ!まんまと騙された!」
と怒りに震える人もいるでしょう。

最悪の場合、
感情に訴えた代わりに
法に訴えられる可能性すらあります。

といったように、
恐怖と欲望はとてもパワフルですし、
それを理解しておくことで
洗脳や悪徳商法から身を守ることもできますが、

だからこそ自分で使う場合は
細心の注意を払う必要があります。

恐怖と感情のトリガーを使う時は
それをメイン料理にするのではなく
スパイス程度に抑えておくことを
強くおすすめします。

忘れてはいけません。

僕たちコピーライターは
相手の感情に訴えかけると同時に
理性にも訴えかける必要があるのです。

それでは、また。

昌子 幹