プロが開眼した、お客様の深層心理を理解するコツ

from: 藤村 紀和

 

訊いてみなければ分からないものって多いですよね。

最近両親が「片付けをしたいんだけど」と頻繁に言います。

 

もともと物は多いほうで、
すぐホームセンターで何か買ってくるんですよ。

 

 

この光景を見て、、以前整理収納アドバイザーやってる知り合いとの会話を思い出しました。

それが、かつてその人が駆け出しの頃に
全然仕事を得られなかったという話。

 

 

整理収納アドバイザーですから
お客さんとなる人は当然、

「片付けられなくて困っている人」になりましょう。

 

最初はやみくもに、
対象となる人を探したり
紹介をお願いしていたそうですね。

整理収納の力で片付けられず困っている人を救いたい、
という気持ちも技術も持っているけれど、仕事が取れない。

 

 

勘のいいあなたは気付いたかもしれません。

 

この「片付けられなくて困っている人」は、

『散らかった部屋をきれいに片付ける』
『自分が綺麗に片付けできる人になりたい』

 

または、断捨離なんかで
『片付けに力で人生を好転させたい』

 

なんて、深く見れば同じ状態でも
奥底にある目的が異なります。

 

 

 

色んな原因や思いはあるんでしょうけど、
根本的なものは大きなものが一つあると思うんです。

 

 

この原因を知ること、
それを訊きながら表に出していくことが
お客さんになるかならないかのスタート地点だ、

という話でした。

 

 

 

ほんと、そう思います。

 

そんな事を思い出したのもあり、
自分の両親が片付けしたい目的を訊いてみました。

 

 

両親も年を取ったせいか、
家の中にあるモノを減らしたいのが目的でした。

 

足腰がキビしくなれば動けなくなりますし、
本当に片付けしないといけなくなった時に
人手が多く必要になりますもんね。

 

 

自分でできなくなる悔しさ、
手伝わせてしまう申し訳なさ、
元気なうちにやっておけば良かったと後悔したくない、

 

そんな感情を読み取れました。

 

 

なので知合いの不用品回収やってる業者さんを紹介しました。

不用品をただ集めて置くだけで、
運んで持ってくれ尚且つ格安!
いい仕事してくれます。

 

両親もかなり喜んでくれました。

 

 

 

専門家として仕事しお金を頂くなら
技術力や接客力を持つのは当たり前、

その中で相手が持つ悩みの真因を
二人三脚で解決できればプロ冥利に尽きますね。

 

 

御客さんにも感謝をされて
よりやり甲斐も深まります。

今ならChatGPTで質問する練習もできます。

こうした深いところまで悩みを掘ることが出来れば、
商品サービスも利用して貰えるようになりますよ。

 

参考になれば幸いです。

 

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