「自分のやりたいことが絞れない」人へのアドバイス

先日、ぼくが講師を務めていた
ある起業系の講座で
「やりたいことが絞りきれない」
という話題が出ました。

やりたいことや
提供したいサービスが
たくさんありすぎて、
何から手をつけていいか
分からない、みたいな。

 

実はこういう人、
けっこういます。

言ったらぼくもそうです。
自分の好きなことを
仕事にしていると、
だいたいこうなります。

なんならこれでも
だいぶ絞れてきた
方だと思っています。

 

本当はITや
最新の技術だって
追いかけたいですし、
デザインも好きです。
社会貢献的なビジネスにも
強い興味があります。

まぁそれでもなんとか
自分の「メインスキル」を
コピーとマーケティングに
落ち着かせました。
この分野なら
それ相応の自信をもって
勝負できるからです。

 

さて、多くのビジネス書や
または起業塾などに行くと
「やりたいことを一つに絞れ」
ということがよく言われます。

まぁ、ぶっちゃけ
理にかなった話ではあります。
外から見たらなんの人か
分かりやすいですからね。

自分の武器は一つにした方が
自分のことを知ってもらいやすいです。
 

それと、もう一ついうと、
起業塾などの場合は
指導する方も一つに
絞ってもらった方が
教えるのが楽だし、
成果を出してあげやすいです。
これ、言ってしまえば
半分は教える側の事情です。

 

でも、ぼくは否定しません。
「絞れないことも、その人の個性」
という見方をします。

なぜならぼくが
同じ人種だからです(笑)

 

絞れない人代表として
書くのですが、

もし絞れないことで
悩んでいる人がいたら、
まず、本質から
考えてみてほしいのです。

あなたのやろうとしていることに
共通点はありませんか?
 

ぼくで言えば、
コピーを書くことも
マーケティングをすることも
SNSを研究することも
Webデザインすることも全部、

「自分のお客さんや生徒さんに
 集客・売上を上げて喜んでもらう」

ための道具です。

 

この上位概念、つまり
「これらは全部○○のため」
を見つけることができると、
急にあなたの武器は
ひとつに集約されます。

 
もしかしたらただの
言葉遊びかもしれません。
でも、これが自分を動かす
「コンセプト」になります。

 

ただし、だからといって
同時になんでも手を出すのは
目先の成功率は下がります。
人の体はひとつしかないですからね。
そこはさすがに覚悟してください。
 

他を捨てろとは言いませんが、
やりたいことの中でまずはひとつ、
いちばん自信のあるものを選んで
ある程度の成果を出した方が
その他のことも成果に繋がりやすいです。

全体がひとつの
コンセプトで固まっていれば、
最初のひとつで成果を出したことで
他のサービスにも興味を
持ってもらえるようになります。

 

自分のやりたいこと全体を
パッケージできるようなコンセプトを
ぜひ見つけてみてください。

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