ひとつたりとも手を抜くな

From:昌子 幹

先日、クライアントさんと
一緒に食事をしました。

まあ、それ自体は別に
珍しいことではないんですけど、
よく考えたら、直接会うのは
初めてだったんです。

これには、相手も僕も
周りの人もびっくり。

なぜなら、彼とはもうかれこれ
2年くらい一緒に仕事を
しているからです。

なぜ、会う機会がなかったかというと
そのクライアントさんは山形に
僕は京都に住んでいるから。

東京に行くことはあっても
山形に行くことは
そうそうありませんし、
それは相手にとっても同じこと。

さらには、Zoomで
たいがいのことは片付くので
直接会う必要性も
あまりなかったのです。

ですが、今回、めずらしく
大阪で仕事があるということで
念願の(?)初対面となったわけです。

いろいろ情報も聞けたり
アシスタントの方とも会えたりで
楽しい食事になったのですが、

「あれから、もう2年かー」
と思うと感慨深いものがありました。

というのも、正直に言って
こんなに長い付き合いになるとは
最初はまったく思ってなかったのです。

彼はある専門サービスを
提供しているんですが、
LP制作の依頼をもらったのが
一昨年の8月。

LP単発でBEのレターや
ステップメールとかもなく
仕事としてはさして
大きなものではなかったのですが、

そのLPの出来にも結果にも
とても満足していただいたようで
その後も徐々に仕事の依頼が増え、

気がつけば、今では
毎月の仕事量の3割くらいは
そのクライアントさんがらみの
仕事になっています。

そのクライアントさん
自体の仕事だけでなく、
彼のお客さんのLPやHP制作だったり
知り合いを紹介していただいたりで
どんどん増えていったんですね。

最初はそんなことになるとは
予想だにしていなかったので、
本当に何がどう転ぶかわかりません。

そう考えると、やっぱり
どれひとつとして
仕事は手が抜けないな
なんて思ったりします。

そんなことは当たり前と言えば
当たり前の話なんですが、
やっぱりそうもいかない時が
正直あったりするんですよね。

例えば、特に駆け出しの頃って
単発の仕事ばかりだったり
単価も安かったりすると思います。

すると、どうしても
量をこなさなければならず、
ひとつひとつの仕事にかける
時間が限られてきて
クオリティが下がりがちに
なる場合もあるでしょう。

でも、そこはやはり
踏ん張りどころです。

もちろん、作ったセールスレターが
売れるかどうかなんてことは
出してみないとわかりません。

でも、少なくとも
常に自分で納得できるものを
納品するということは
とても重要ですし、

そうすることで、結果も
自然と付いてくるはずです。

そして、それを認めてくれた
クライアントは
こちらからお願いしなくても
次々に新しい仕事を依頼したり
紹介してくれるようになるはずです。

たとえ、それがどんなに
小さな仕事でも

受けた以上は
ひとつひとつの仕事を丁寧に
納得できるまでやり抜こう。

改めてそう思った
出来事でした。

それでは、また。

 

昌子 幹

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