探し物をするリスク

from 成澤将士

あなたは探し物ってよくするタイプ?

大塚商会の調査によると、仕事中の探しものに、ビジネスパーソンは年間150時間も費やしているらしい。

これは1年間の労働日数を250日とした場合、一日あたりで36分に該当する。

まさにチリも積もればってやつだね。

 

そしてこの探し物の時間、実際は探し物にかけている時間以上に致命的な時間のダメージを僕らに与えてくる。

 

なぜなら、探し物のたびに集中力がリセットされてしまうから。

 

人の集中力はお湯を沸かすがごとく、徐々に高まっていきピークに達する。

だけど何かのキッカケで集中力が切れた場合、それは一気に0までリセットされてしまう。

 

ちなみに、一度切れた人間の集中力が再び元のレベルに戻るには、25分かかると言われている。

 

そう、探し物をした回数×25分がロスタイムになるんだよね。

これって僕らの仕事にとって致命的だと思わない?

 

仕事場の環境を整える事や集中できる状況を作る事は大事だけど、それと同じくらい「集中力を切らさない」ようにすることも大切。

 

んで、僕らの仕事での探し物って、デジタル的なものが多いと思うんだよね。

リサーチしたデータとか、ダウンロードした資料とか、集めてあるスワイプファイルとかね。

 

だから、一回時間を取ってそれらを整理整頓するのが良いと思う。

 

実際、パソコンやスマホのデスクトップがアイコンだらけになっていたり、とりあえずフォルダにぶっこんだままのデータがあるなんて人は多いんじゃないかな。

 

僕もそうなりがちなんだけど、この間一気に全部整理したらホント自分でもビックリするくらい効率が良くなった。

 

そして整理してみたら、同じデータが何個もあったりしたんだよね^^;

 

ちなみにiPhoneのホーム画面のアイコンは6ページに渡ってあったのをフォルダ分けして2ページにして、これ以上増やさないってルールを作った。

 

まあ、そんなワケでデジタルの整理整頓は僕らの仕事にとってかなりの効率化に繋がるので、毎月一回とか整理整頓する時間を作ってみると良いと思う。

集めたスワイプファイルも、ちゃんとカテゴリ分けしたりインデックスつけるだけで、探す時間もむっちゃ減るしね。

 

まあ、僕みたいにズボラな性格じゃなければ、そもそもそんな作業自体必要ないかもなんだけど(笑)

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