「懐かしさ」という感情を刺激すると…

from: 藤村紀和

 

先週、私が住む地域は
梅雨とは思えないほど晴れていて、
その貴重な晴れ間に単車で出かけました。

 

 

人の行動って面白いものですね。
以前行ったことある場所をなぞるか、
全く行ったことない場所へ行くか、
おおよそどちらかに分かれるそうです。

僕は行ったことが無い場所へ無計画に行くことが
なかなか抵抗あってできない性質なので、
今回は昔の記憶を頼りに山へ出かけました。

 

 

ここは小さい頃に、家族で連れられて遊んだ、
B級遊園地。ゴーカートとか楽しかったな。

 

老け込んじゃうからダメなんでしょうけど、
こうした懐かしさやノスタルジーは、
感傷的になって気持ちも昂りますね。

 

 

 

「懐かしい」感情は、商売になる!とばかりに、
商品を今の時代に合わせるのではなくて
その味のまま活用する記事を見たので
あなたにも紹介したくなりました。

 

 

なんの話題かというと、
西武園ゆうえんちのお話です。

創業70年を超える、老舗です。

 

 

こうした昭和の遊園地は
全国的に閉園になっていき、
昭和世代には一抹の寂しさを感じます。

 

その西武園ゆうえんち、
最近リニューアルしたと聞きました。

 

 

遊園地のニューアトラクションと言えば、
今年はUSJで開園したスーパーニンテンドーワールドが有名ですね。

マリオは御馴染みの世代ですから、
これは行ってみたい!
そしてこちらの投資額が600億円超えだとか…

それでも投資回収が出来てしまうイメージありますよね~

 

 

 

で、片や西武園ゆうえんちのリニューアルです。
なんせ70年の歴史ある遊園地ですから、
老朽化問題はこちらも例外ではありません。

 

何百億円かけるのはリスキーで、
遊園地の一部分だけ最新というのも
コンセプトや世界観からすれば変です。

 

 

そこで西武園ゆうえんちが取った策が、
老朽化施設に違和感を感じなくさせる策!

 

ゆうえんち全体を「昭和」をコンセプトに仕立てた、というものです。

 

 

これなら建物も遊具も古びてくるほど味が出ますし、
何より充分投資回収ができる額でリニューアルできたそうなんですね。

 

 

 

正直行ってみたいと思いました。
小さい頃の、何も考えず遊んでいた頃に戻れる…
そんな体験をしたいと思いました。

 

 

 

そして、ただ昭和の街並みを再現しているだけでなく、
今後投資回収してそこからまたコツコツと
アトラクションや園を拡張して、
再度来園してもらえるように計画してるんですって。

 

 

 

これって広告出したりするときも同じで、
一気に額を投じて取りに行くのではなくて、
(マリオのように知名度あれば別でしょうが)
少しずつ投じて様子を見ながらコツコツ増やし、
長期視点で固定ファンを作りながら進めるんですよね。

 

 

僕らの世代より上の人たちは、
きっと虜になってしまうんじゃないでしょうか。
そして家族で遊園地に行きながらね、
「父ちゃんがお前たちの年の頃はな…」
なんて童心に戻って遊んだりしてね。

子ども世代にも世界観が入りますよね。

 

 

 

で、ひとつ言えることは、私のように
「昭和の街並みや雰囲気、懐かしいな」
「あのときは良かったなー」
と思う人間がいる反面、

今の20代30代に代表されるような、
全く響かない人もいるということです。
この世代は昭和なんて別世界ですもんね。

 

 

懐かしさは強力な行動を促す源になります。
そしてターゲットのなかに、
「時代の共有」という共通項もあります。
人が行動する感情のひとつとして、
活用していきたいですね。

 

 

 

西武園ゆうえんちのこれから、
懐かしさを感じる世代に
これからどんなリピートを起こすアトラクションができるのか?!

個人的にこうした懐かしさを引き金にして、
長期的にワクワクできるどんな二の矢・三の矢がくるか楽しみです。