「ありがとう」の意味や語源。そして意外な反対語とは?

From長田真毅

先日、たまたま「ありがとう」という言葉を調べる機会があって、その言葉の意味や語源などを深く知ることができました。

その「ありがとう」という言葉にまつわるお話がとても良かったので、今回はあなたにもぜひ知ってほしいと思ってこれを書きました。普段なにげなく使っている言葉ですが、実は結構深い意味があったんですね。その意味や語源を知ると、もっと「ありがとう」が言ってみたくなりますよ^^

では、まず始めにクイズです。
「ありがとう」の反対語は次のうちどれでしょうか?

A:どういたしまして
B:あたりまえ
C:ありきたり

正解は…

 

ありがとうの反対後は〇〇

ありがとうの反対語は、
正解はB:あたりまえ
でした^^

Aは受け答えとしては正解なんですけど、「ありがとう」の意味としての反対語ではないんですね。Cは「有り難い」という「ありがとう=有難う」に関連する言葉と似たような単語をピックアップしてみました。

「ありきたり」とは、

“従来と同じで、新味や工夫のない・こと(さま)。”

Weblio辞書より引用
https://www.weblio.jp/content/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%8A

だそうです。

では、なぜ「ありがとう」の反対語は「あたりまえ」なのでしょうか?

 

「ありがとう」の意味

「ありがとう」の意味を調べていると、

“〔形容詞「有り難い」の連用形「有り難く」のウ音便〕
感謝の気持ちを表す言葉。感動詞的にも用いる。”

Weblio辞書より引用
https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%89%E3%82%8A%E9%9B%A3%E3%81%86

とあります。

つまり、「ありがとう」は「有り難い」という形容詞に関連した言葉なんですね。
でも、感謝の気持ちを表す言葉が「あたりまえ」と反対語になるなんて、ちょっと意味がわかりませんよね?

じゃあ、「有り難い」という言葉の意味はというと、

“一、
① (人の好意や協力に対して)感謝にたえない。かたじけない。
② 自分にとって好都合な状態で、うれしい。
③ 自然に伏し拝みたくなるようなさまである。尊い。

二、
① ありそうにない。ほとんど例がない。めったにない。珍しい。
② 生きていることが難しい。暮らしにくい。
③ めったにないほどすぐれている。”

Weblio辞書より引用
https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%89%E9%9B%A3%E3%81%84

という意味があるのだそうです。

ここの二、の部分の意味が重要です。
① ありそうにない。ほとんど例がない。めったにない。珍しい。
の意味があるので「ありがとう」の反対語は「当たり前」(だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また、そのさま。)という単語になるんですね。

では、さらに深掘りして、なぜ「ありそうにない。めったにない。」などの意味を表す言葉が、感謝の気持ちを表す言葉として使われているのでしょうか?

実は「ありがとう」という言葉を調べていくと、仏教に由来する言葉だということが分かってきました。

 

「ありがとう」の語源“盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ話”

「ありがとう」という言葉の基になった話に、“盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ”という話があります。

【盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ】
ある時、釈迦が、阿難(あなん)という弟子に、

お釈迦様 「そなたは人間に生まれたことをどのように思っているか」

と尋ねた。

「大変、喜んでおります」 阿難

 

と阿難が答えると、釈迦は、次のような話をしている。

お釈迦様 「果てしなく広がる海の底に、目の見えない亀がいる。その盲亀が、百年に一度、海面に顔を出すのだ。広い海には、一本の丸太ん棒が浮いている。丸太ん棒の真ん中には小さな穴がある。その丸太ん棒は、風のまにまに、西へ東へ、南へ北へと漂っているのだ。阿難よ。百年に一度、浮かび上がるこの亀が、浮かび上がった拍子に、丸太ん棒の穴に、ひょいと頭を入れることがあると思うか」

 

阿難は驚いて、

「お釈迦さま、そんなことは、とても考えられません。」 阿難

 

お釈迦様 「絶対にないと言い切れるか」

 

「何億年掛ける何億年、何兆年掛ける何兆年の間には、ひょっと頭を入れることがあるかもしれませんが、無いと言ってもよいくらい難しいことです」 阿難

 

お釈迦様 「ところが阿難よ、私たちが人間に生まれることは、この亀が、丸太ん棒の穴に首を入れることが有るよりも、難しいことなんだ。有り難いことなんだよ」

と、釈迦は教えている。

出典:1からわかる親鸞聖人と浄土真宗より引用
https://1kara.tulip-k.jp/buddhism/2016111050.html

この話を読むと、どうして「ありがとう」の反対語が「あたりまえ」になるのか、よく分かりますね。僕的にはこの話はめっちゃ心に響きました。

 

最後に

最近世の中がピリピリピリピリしていますが(2020/04/03日時点)、「ありがとう」っていう言葉は素晴らしい言葉ですよね。こんな時だからこそ、ちょっとしたことでも感謝を忘れずに、どんどんこういった素晴らしい言葉を使っていきたいですね。

また、セールスライターとしては言葉を扱うプロでもあるので、間違った言葉の意味や使い方をしないよう気を付けていきたいですね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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