From:長田真毅
先日、面白い用語を知ったので、今日はそれをクイズ形式で出したいと思います。
問題
「フット・イン・ザ・ドア」とはどんな意味でしょうか?
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【正解】
フット・イン・ザ・ドアとは、交渉や依頼の場面で本当の要求を通すため、まずは小さな要求から初めて段階的に要求を上げていくテクニックだそうです。
これって、言葉で聞くと難しいですけど、色々なサービスで取り入れられている方法ですよね?
あなたはこのテクニックを聞いて何を思い浮かべましたか?
僕は、通販などでよく見る「お試し」(お試し価格だったり、お試し無料だったり)を思い浮かべました。具体的にはNetflixなんかのサブスクで、初月無料とかの無料期間とかがそうなのかなと考えたりしました。
他にも、○○体験会とかもフット・イン・ザ・ドアのテクニックを使っていますね。安価な体験会から本命のサービスへの誘導ですからね。
このテクニックの注意点ですが、最初の要求が本命の要求とかけ離れすぎていると成功しづらいです。要求が多すぎると、お客さんも嫌になっちゃいますからね。要求の通りやすさも大事ですが、要求のステップ(の多さ)も大事です。
フット・イン・ザ・ドアの由来ですが、これはセールスマンが訪問営業の時にまずドアに足を挟むところからきているとか。なんとなく風景を想像すると、たしかに映画とかドラマでやっているのを見たことがあります(笑)
今日の用語を上手く使うとするならば、以下のようなクライアントとの会話で使えるかもしれません。
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クライアントさんとの会話にて
あなた「見込み客を集めるならフット・イン・ザ・ドアのテクニックを使いましょう」
クライアント「フット・イン・ザ・ドアってなんですか?」
あなた「フット・イン・ザ・ドアというのは……(省略)という意味で、今回のセールスプロセスの流れで言うと、お試し商品を買ってもらって、そこから本当の商品を売るということですね」
クライアント「なるほど、それはいいアイデアですね!」
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みたいな感じでしょうか?
きちんと意味を分かっているなら、全然横文字を使うのはありだと思います。
ただ、カッコいいからってよく分からない横文字を雰囲気で使うのはやめてくださいね。それは逆に恥ずかしいことになりますので(笑)
最後になりますが、こういった用語は無理に使わなくても大丈夫ですが、専門的な人と話をすればするほど専門用語も出てきますので、意味くらいはしっかり知っていた方がより話も深まると思います。
知ってて損はないって感じですかね。
本日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました!