ライターのおいしい仕事?

From:昌子 幹

「セールスライター=セールスレターを書くのが仕事」

おそらくですが、多くのライターの頭の中では
こういう図式が成立してるんじゃないでしょうか?

でも、実はセールスレター以外の
仕事の方がたくさんあって、
しかも、その方が報酬が高いかもしれない、、、

と言ったらあなたは興味がありますか?

今日はそんなお話。

急な仕事の依頼

先週のことです。

あるクライアントから至急の仕事を
依頼したいと連絡がありました。

個人的なことでバタバタしてるのもあり

「今月、セールスレターの仕事を
もう一本入れるのはきついなー」

と思っていたところ、
今回はセールスレターではない、と。

「え?じゃあ、何ですか??」

と聞いたところ、
顧客インタビューをまとめた
いわゆる事例広告だ、と。

もちろん、インタビュー内容を
書き起こししたものはある、と。

それが2本だ、と。

当然、セールスレターに比べれば
単価は低くなるので、若干
残念に思いながらも(ごめんなさい> <)、

時間がかかる仕事でもないので
「なんだ、だったら大丈夫ですよ」
と言って軽く引き受けました。

作ったことがある人なら
わかると思いますが、
この手の記事広告を作るのは
決して難しいことではありません。

というか、、、

はっきり言って簡単です(たぶん)

だって、記事ごとに訴求を決めて、
それを元にインタビュー内容から
必要な箇所を抜き出し、

それを構成し直しながら
後はヘッドラインとサブヘッドを
入れていくだけだからです。

少なくともセールスレターを1本
丸々書くよりはるかに簡単ですし、
時間もかかりません。

実際、今回の案件は
週末の空いた時間を縫ってやったので
2本で数時間程度で終わりました。

でも、驚いたのは
クライアントのリアクションです。

クライアントの意外なリアクション

納品後、すぐに電話がかかってきて
「めちゃめちゃ早かったですねー!」と。

「は??そうですか?」

早くても1週間くらいはかかると
思っていたそうです。

しかも、さらに
驚くことを言われました。

「いや、これをきちんと作れるライター
実はあんまりいないんですよ」

「いやいやいやいや!
こんなん、コピーを
かじったことがある人なら
誰だってできますよ!!」

と反論したんですが、
そうでもないらしいです。

驚きの言葉はさらに続きます。

「この仕事、結構
たくさんあるんですけど、
頼める人がいなくって」

「え!そんなにたくさんあるんですか?」

まぁ、でも、
考えてみればそうかもしれません。

事例広告って通常
ひとつのLPにつき複数ありますし、

一般的に考えても
少なくともセールスレターより
はるかに需要は大きいでしょう。

もしそうなら、
セールスレターの仕事より
事例広告の方がはるかに
仕事が取りやすい。

しかも、報酬も
悪くはありません。

というより、ある意味

「セールスレター書くよりいいんじゃない?」

と思ったりしました。

一般の相場がよくわかりませんが、
今回は通常のセールスレターを書く場合の
5分の1程度の値段で引き受けました。

が、実際に作業にかかった時間は
セールスレターを書く場合の
5分の1以下でした。

つまり、時給で考えると
こっちの方がいいわけです。

今回は記事のライティングだけでしたが、
インタビューや撮影、ページ作成も請け負えば
単価はもちろん上がることになります。

また、インタビューは
顧客リサーチでもあるので、
その結果をもとに
新たなLPやプロモーションの提案を
クライアントにできるかもしれません。

何より需要はある、、、と。

「こ、これはおいしいかも…」

思わず、そうつぶやいてしまいました。。

まぁ、実際のところは
もう少し市場調査してみないとわかりませんが、
重要なことはセールスレターにこだわらないことかな、と。

事例広告に限らず、
がっつりセールスレターよりも
その周辺の仕事の方が
需要が多いのは確かでしょう。

であれば、そっちの方が当然
仕事は取りやすいはずですし
時給で考えると
報酬も悪くないかもしれません。

やり方次第では、
もっと大きな仕事に
結びつく可能性もあります。

いきなりセールスレターの仕事を狙うより、
案外そっちの方がいいかもしれませんね。

それでは、また。

昌子 幹

 

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