コピー以前に、そもそも日本語がおかしくね?

From:昌子 幹

ここ数ヶ月、
何十通とセールスレターをレビューしてるんですが、
結構な頻度で思うことがあります。

それは、、、

コピーがどうこう以前に
そもそも日本語がおかしくね?

ということ。

文章として体をなしていないので
何を言っているのかわからないのです。

なんで自分で読み返して
おかしいと思わないんだろうと
不思議に思うことも少なくありません。

まあ、これが会社の社長とか
ライティングを仕事にしてない人だったら
まだわかるんですが、
ライターとしては結構致命的です。

確かに、コピーライティングでは
どう言うかよりも
何をどういう順番で言うかの方が
大事だと言われているし、
もちろんそれはその通りです。

それに、セールスレターでは
話しかけるように書くことが重要なので
あんまり文法とかにこだわると
論文みたいになって読む気がしなくなります。

だけど、文章として成り立っていなかったら
何にも伝わらないし、
明らかに素人が書いたような文章だと
信頼性だってガタ落ちです。

なので、最低限の文章力は
やっぱり必要だと思うわけです。

じゃあ、どうすればいいかって話なんですが、
それは綺麗な日本語の文章を写経するに限ります。

セールスレターでも悪くはないんですが
有名なセールスレターってほとんどが
英文を和訳したものなので、
こと日本語となると
文章的におかしいものが多いんですよね。

なので、僕が一時期やっていたのは
日本の名作と呼ばれる文章や
新聞のコラムの写経です。

実際、書き写し用に
そういった文章を集めた本って
結構あるので、
そういう本を買って時々写経してました。

名作と呼ばれる文章は
感情に訴えかけるだけじゃなくって
やっぱり文章も美しいんですよね。

新聞のコラムも
切り口や話の展開の仕方など
結構コピーの参考になるものが多いし
新聞社だけあって文章もしっかりしてます。

なので、もし文章力に自信がないなら
いや、あったとしても
そういう文章を写経するのは
大いにアリだと思います。

試しに一度やってみてください。

ただし、念のために言っておきますが
綺麗な文章を書くことが目的ではありませんよ。

僕たちコピーライターは
作家でもなければ新聞記者でもないので
伝えたいことがきちんと伝わるように
最低限の文章力があればそれで十分です。

それでは、また。

昌子 幹

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