エモーショナルなコピーを作る簡単な方法

From:昌子 幹

「かたいなー」

先日、あるセールスレターの
レビューをしている時に
思わずそうつぶやいていました。

何というか、論文か新聞記事でも
読んでいるような感じがしたのです。

セールスレターでは
「構成はロジカルに。
表現はエモーショナルに」
とよく言われますが、

どんなにロジックがしっかりしていても
感情が動かなければ読み手が
行動を起こすことはありません。

なぜなら、
お客さんというのはある意味
感情を買っているからです。

何の利益にもならない小説が
何百万部も売れたりするのは
そのためです。

とは言え、その感情を
動かすことが難しい。。

特に最初の頃はロジカルに
相手を説得しようとするあまり
どうしても説明的な
文章になりがちです。

かくいう僕も、昔ある人から
「説明書みたいなセールスレターやな」
と言われてひどく落ち込んだことがあります。

かといって、どうしていいかわからず
途方に暮れていたのですが
ある日、ふと思いました。

「そうか、感情を売っている
小説や映画を参考にすればいいんだ!」

短絡的ですねー。

でも、このことが後々
すごく役立ったのは確かです。

というのも、小説や映画を研究した結果、
2つのことに気づいたのです。

一つは「映画はセリフが多い」ということ。

まあ、当たり前の話なんですが
映画なんて映像と音楽以外は
ほぼセリフで成り立っているわけです。

ということは、文章ではなく
セリフを使った方が感情が伝わりやすい
ということでもあります。

例えば、
「彼の一言に僕は腹が立ちました」
と言うより

「”ざけんなよ、この野郎!”
僕は心の中で毒づいていました」

と言った方が感情がよく伝わるし
場面も想像しやすくなるのです。

もう一つは、小説ではあまり
「直接的な表現をしない」ということ。

例えば、「怒り」を表現する時に
「怒った」とか「腹が立った」
という言葉を使わずに、

・椅子を蹴飛ばして出て行った
・思わず歯ぎしりした
・脈が早くなるのを感じた

といった具合に間接的に(?)
表現している場合がほとんどです。

例え言っている内容は同じでも
表現を変えるだけで結構
エモーショナルになると思いませんか?

「それができたら苦労しないよ」
とあなたは思うかもしれませんが、
実はとっておきの本があるのです。

それが「感情類語辞典」
↓↓↓

この本は、感情別にいろんな
表現方法が載っているので

例えば「驚き」とか「希望」
といった感情で探すと
それに関連する表現方法が
たくさん出てきます。

あとは、それを
そのまま使えばいいだけ。

あまりにも便利なので
この本を見つけた時僕は
その場で飛び跳ねていました。
(みたいな感じで使います)

ライティングをする時に
この本をそばに置いておけば
表現方法に困ることはありませんし

かたいコピーを
エモーショナルなコピーに
簡単に変えることができるので
結構おすすめです。

もし興味があるなら
ぜひご一読を。

それでは、また。

昌子 幹

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