From長田 真毅
今日は、先日たまたまライターにとってとても有用なサイトを見つけたので、紹介しようと思います。
Adobe Stockっていう商用利用ができる写真や画像、ビデオ、イラスト、オーディオを販売しているサイトがあるんですが、その中で画像などの使用について制限されている画像などがあるんですね。
その利用制限がまとめられているページがあるんですが、これがとってもためになるんです。
そのページがこちら → 画像に関して確認されている制限事項 https://helpx.adobe.com/jp/stock/contributor/help/known-image-restrictions.html
(注)このページの最初の注意書きでも書かれていますが、ここに書かれているものがすべてではありません。「ここに書いてないから大丈夫！」って訳ではないので、もしこういう画像の権利関係を確認したいときは専門家（たとえば弁護士さん）に聞くか、画像提供元の販売者に相談するのがよいでしょう
これ、僕も知らなかったことがたくさんあって、都市景観としてなら商用利用がOKとか、そもそもどんな使用もダメとか、結構細かく制限がかかってるものがあるんですよね。
そういう制限がかかっているものがこのページを見ると、だいたい分かるって訳です。
※ライターってあまり画像を使うことがないような感じがしますが、セールスライティングやコンテンツライティングをしていると、間に「こんな画像とか入れたいな」とかってあると思うんですよね。
そういう時に、Adobe stockなどの有料素材サイトでカンプ素材を仮当てして文章に組み込むとページとしての完成がイメージしやすくなります。
そんな時に、有料素材サイトの透かしや商品番号などが入った仮当て用の画像が用意されていることがあるんですが、それがカンプ素材です。
あとは、自分が書いたレターや記事だと「こここういう画像を入れてください」なんて、Webデザイナーさんに伝えることもあるかと思います。
そういった時にもカンプ素材はとても助かりますね。
閑話休題。
で、この画像に関して確認されている制限事項のページですが、画像を使う側としてとてもためになるし、面白いんですよね。
なんとなく知ってた感じだと、ディズニーテーマパークの画像は商用利用不可とか、apple のロゴや製品のデザインは使用不可とか、有名企業のロゴやブランドなんかはまあ当たり前にダメなんですよね。
面白いところだと、
・東京タワーや通天閣は都市景観としてなら画像の使用がOKとか
・キッコーマン醤油は商用利用不可で、キッコーマン醤油のボトルとキャップのデザインはロゴがない場合でもキッコーマンの商標であるとか
・輸送機関でユーロスターだけ商用利用が許可されているとか
・エルヴィス プレスリーのものまね役者はモデルリリースおよびものまね役者であることを明確にした場合に商用利用が認められるとか
見ていると面白い制限がかかっていたりするものが結構あります。
権利関係で問題が起きると損害賠償なども発生する可能性があるため、こういったものは知っておくに限ります。
大きな会社とのお仕事であればあるほど、こういう権利関係の話はきっちりと詰めないといけないですしね。
もしこういった商用利用に関することをあなたがまた知らないのであれば、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか？
今日の話が参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました！
Adobe stockについてはこちら → https://stock.adobe.com/jp/
