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From長田 真毅
先日、ウチのばーちゃんがご飯時にこんなことを言いだしました。
「なんか、醤油のボトルが硬いんだよね…」
ばーちゃん最近風邪(コロナじゃないですよ^^;)引いてたから、ちょっと手の力が落ちてるんじゃないの?と思いつつ、自分もいざ醤油を使ってみると確かに硬い!
けっこう力を入れて押さないと、なかなか醤油が出てきません(使いきる最後の方の話です。最初の方は普通に醤油は出ます。だんだんと硬くなっていく感じです)
何でだろうと思って調べてみたら、意外なことが分かりました。
なんと、原因は商品のバージョンアップだったのです!
(※あくまでも僕の推測です)
バージョンアップで使いづらくなった
ウチで使ってる醤油は下記の減塩醤油です。
上下の画像でどこが違うか分かりますか?
(現在使っている醤油)
出典:キッコーマンのブランドサイトより画像引用
https://www.kikkoman.co.jp/products/product/K052020/index.html
(以前の醤油)
画像を見ても分かる通り、「やわらか密封ボトル」なる二重構造のボトルを改良し、形が若干変わっていて、鮮度が保たれている期間が何と30日も延びているのです。(下の方に期間がかかれていますね)
そして、それに伴いボトルの形も微妙に変わっています。
約1ヶ月も鮮度が延びるなんて、すごい技術ですよね^^
誰にとってもうれしいことなのですが、実はこの改良こそがウチのばーちゃんを苦しめていた原因だと僕は思っています。ボトルの形を変えたせいで、前よりもちょっと硬くなったんじゃないの?と。
すべての人に受け入れられる商品はない
このことが原因で、ばーちゃんは醤油の銘柄を変えてしまうかもしれません。(割と本気で)
普段使いしているものだからこそ、ちょっとした苦痛が溜まってしまうと、とても嫌ですよね。
ウチのばーちゃんは心臓に持病があり、いつも卓上の醤油は減塩醤油を使っています。今まではよっぽどのことがない限りは、このブランドから浮気をすることはありませんでした。
それを変えようと考えるくらいですから、よっぽど嫌だったのでしょう。
この醤油がどんなペルソナを想定して、だれをターゲットにしようとしているのかは分かりません。しかし、今回のバージョンアップでお年寄りがかなり使いづらくなってしまったのではないでしょうか?
この出来事から、僕は「すべての人に受け入れられる商品はない」ということを改めて身に染みて感じました。
最後に
こういった客離れを起こさないようにするためには、やっぱり「ペルソナ」と向き合うことが大切だなと感じました。セールスライティングあるあるですが、セールスレターにペルソナが全然出てこない、もしくは途中から消えた、なんていうのをよく聞きます^^;
そうなってしまうと、誰に向けて書いているのか?誰に向けて売っているのか?よく分かりませんよね?結果、商品は売れない…
ほんと、よくやりがちなことだけに気を付けていきたいですね^^
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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