from: 藤村紀和
物事に取り組んでいると、
「辛いな」
「飽きてしまった」
「止めたい」
なんてネガティブが発動するとき、ありませんか？
レターを書いていても、そうなることがありそうです。
こうして足が止まってしまうのも、
人間の恒常性機能でそうなる部分も大きいのですが、
できれば「それでも、やるかー」
って切り替えて進める力を持ちたいものです。
最近よく聞く、
「好きな事しましょう」
がもてはやされるのも、
行動し続けるための良い手段です。
好きな事なら余計なこと考えませんものね。
で、あなたはこのように、
「あぁ…。。でも、前に進もう」
と思えるどんなカギを持っているでしょう？
ぜひ聞いてみたいんです。
自分はそのカギとなるものを
先日改めて見つけたんですね。
それは先日伊勢へ行ったときのこと。
合間の時間に車を走らせていて、
「天の岩戸」なる場所を発見しました。
なんかとっても気になったので、つい寄り道しました。
天の岩戸、自分はなぜか海辺を想定してたのに、
山道でどんどん奥に入っていきます…
対向車が来たら行き交うのが難しいくらいの細道も通り、
着いた先は、水が豊かに溢れる洞窟のような場所です。
訪れる人もチラホラで、
せせらぎの音がとても心地よいです。
色々辺りを歩いていると、
「風穴 300m」
という看板を見つけました。
見上げると奥へ山道が続いています。
せっかく来たんだから行ってみよう…
たかが400mでしょ？
という軽い気持ちと好奇心で進み始めました。
ところが！
この山道が険しいのなんの…
土と木で階段を作ってくれてはいるものの、
岩場があったり、
落ちたら下まで滑落する獣道だったり、
横歩きしなければ進めない悪路の連続です。
「風穴あと200m」の看板を見つけ、
え？まだ100mしか進めてないの？！
来なかったら良かったか…
と弱気になります。
そうしたら向こうから若い兄ちゃんが二人来るじゃありませんか！
思わず話し掛けます。
「こんにちは～、あとこの先どんなもんですか」
「はい、まだけっこうあると思いますよ笑」
というお返事。
まだあるけれど、引き返すのも惜しい。。
山登り、サンクコスト状態に陥りました。
でも人に会ったという事は、
この先もきっと安全なんだろう！
と鼓舞して進み、
確かに言われた通りけっこう歩いて
ようやく到着です。
達成感がすごいですね。
自分はよく物事を始めた当初に、
止めたくなることが多い傾向があります。
でもこれを打ち払い支えてくれるのが、
・先駆者が居ると分かったとき
・応援や声掛けをもらったとき
この二つでした。
なので自分の場合は、
質の良いコミュニティとか、
質の良い人といる環境が何よりも優先的に大事だなと思うわけです。
好きな事が分かりにくい人もいるでしょうし、
やりたくないけどやらないといけない事もあるでしょう。
しかし行動し続けなければ、行きたい場所にはいけませんよね。
アインシュタインが、
「結果を変えたいのに手段を変えずにそのままやるのはおバカさんだ」
というような内容のことを言ってたと思います。
なので、前に進んでいけるカギ探しは、
何よりも優先して見つけるものだと思いました。
あなたのそのカギは、なんでしょう？？
追伸）
そのときに会ったお兄ちゃん二人、
なんとその後おかげ横丁で偶然出くわしました笑
神様のお導きなんでしょう…きっと
