あおり運転とあおりコピーの共通点

From:昌子 幹

少し前ですが
あおり運転が罰則化される
というニュースがありましたね。

あおり運転なんて昔からあったので、
今まで取り締まる法律がなかったのが
不思議なくらいですが、

これだけ社会問題化してくると
厳罰化されるのは自然の流れでしょう。

ただ、これって決して
他人事ではありません。

先日クライアントから聞いたんですが

「LPの広告審査がどんどん
通らなくなってきている」

とのこと。

この背景には、
不必要に不安を煽り立てたり
嘘や大げさな表現で消費者に
誤解を与えたりする広告、、、

つまり、「あおりコピー」を
取り締まる流れが本格化している
ことがあるんだと思います。

もちろん、これを読んでいるあなたは
「あおりコピーなんて書かないよ」
と心に誓っているでしょう。

でも、僕もそうですが、
あおりるつもりはなくても
知らず知らずにそうなってしまった、

あるいは、そう捉えられてしまった
ということはあるのではないでしょうか?

いったい、なぜ
あおりコピーを
書いてしまうのか?

まあ、いろいろ理由は
あると思うんですが、
結局のところ

「一人でも多くの人に売りたい」

という意識が問題じゃないかと、、、

セールスコピーライターなら
そう思うのが自然と言えば自然です。

クライアントだって、それを期待して
ライターに依頼することが多いですしね。

でも、そう思えば思うほど
つい相手の不安をかき立てすぎたり、
大げさな表現になって
しまったりするわけです。

しかも、、、

それで売れればまだしも、
コケることの方が多いです。

なぜか?

相手の顔が見えなくなるからです。

一人でも多くの人に
伝えようとすればするほど
ペルソナがぼやけてしまい、

結果としてメッセージも
ぼやっとしたものに
なってしまうからです。

つまり、あおりコピーって
誰にとってもいいことなど
ひとつもないのです、、、

では、どうすればいいか?

答えは明白ですよね。

ペルソナを絞ることです。
相手の顔を思い浮かべることです。

相手の顔を思い浮かべ
寄り添うことができれば
あおるわけがありません。

運転すると性格が凶暴になるのも
結局のところ相手の顔が見えないから
ではないでしょうか?

とかく、僕たち
セールスコピーライターは
クライアントのためにと
一人でも多くのお客さんを
集めようとします。

でも、クライアントは本当に
それでハッピーなのでしょうか?

あおりコピーで集まった新規客って
すぐに離れていく人が少なくありません。

言い方は悪いですが、
質が悪い場合が多いのです。

そういった人たちを
むやみに集めるよりも、

数は少なくても、商品の価値を
本当にわかってくれる人や
理念に共感してくれる人を集め、

彼らにファンになって
もらうことに注力した方が、
結果としてはクライアントにとっても
いいのではないでしょうか?

「マーケティングとは多くの
お客を集めることではない。
お客にならない人を
省いていくプロセスだ」

誰が言ったか忘れましたし、
言葉も正確ではないと思いますが、
昔そんなことを言った人がいます。

おそらく、これからの時代、
この言葉はさらに重要な
意味を持つのではないかと
個人的には思います。

あなたはどう思いますか?

昌子 幹