やっちまった。。

From:昌子 幹

注)今日のメルマガはライティングと
あまり関係ない話なので
興味のない人は飛ばしてくださいね。

GWに久々に島根の
実家に帰ってきました。

コロナのこともあり
帰ったのはなんと2年半ぶり。

それはさておき、
この機会に出雲大社にも参拝して
2年半ぶりに神棚のお札を新しく
することにしました。

車で出雲大社へ向かい、
古いお札をお返ししようと
納札所を探していたのですが
以前はあったはずの納札所がそこにない。

あれ?と思って
その辺を探してみたのですが
見当たらないので
結局、先に参拝を済ませることに。

参拝後に社務所で新しいお札を頂き
その近くに納札所を発見したので
そこで古いお札をお返ししました。

「さて、では帰るか」
と思って歩き出すと
「このお社に行ってみたい」と
案内板を指差しながら突然
妻が言い出しました。

「ん?こんなところに
お社なんてあったっけ??」

境内からは少し外れた
ところにあるからなのか
今まで何十回と通っていながら
全然気づかなかったのです。

なんとなく惹かれるものがあったのですが
時間が遅いこともあり
「また次の機会にしよう」と
その日は実家に帰ることにしました。

で、その帰り道。

買い物に立ち寄ったスーパーで
財布を出そうとカバンを
開けたところ、、、

「古いお札がカバンの中にある!!なんで??」

そう、あろうことか
古いお札ではなく
いただいたばかりの新しいお札を
納札所に返してしまったのです。

「ガーーーン、やっちまった。。」

既にそこそこ遠くまで帰って来てるし
時間も時間なので
引き返すわけにもいきません。

かといって、
古いお札のままってわけにもいかず、
結局、遠回りにはなるけど
翌日もう一度出雲大社に寄ってから
京都に帰ることにしましたが
その後悔たるや、、、

一体どうやったら
新しいお札と古いお札を
間違えるというのか、、、

なんか罰当たりな気もして
しばし落ち込んでいました。

そして、翌日。

近くの駐車場に車を停めて
出雲大社に歩いて向かう途中のことです。

ふと空を見上げると
なんともきれいな虹色の日暈が
出ているではないですか。

おぉ、これは吉兆。

そして、せっかく来たので
昨日は行けなかったお社に
行ってみたのですが、これまたすごい!

小さなお社なんですが
樹齢1000年以上のど迫力の
椋木が大地に根を生やしており
その威容たるや
霊感などとは無縁の僕でも
ビンビン感じるものがありました。

「こんなお社があるとは、、、」

しばし呆然としていると
妻が言いました。

「お札間違えてよかったかもね」

確かに、、、

お札を間違えてなかったら
あんな美しい日暈を見ることも
こんな素晴らしいお社に来ることも
なかったかもしれません。

そして、思いました。

「人間万事塞翁が馬やな」と。

普段の生活だけでなく
仕事をしていても
「あーーー!やっちまった!!」
と思うことがちょいちょいあります。

なんで、そんなことになったのか
不運としか思えないこともあります。

でも、後から振り返ってみると
そのことがあったおかげで
結局は良い方向に進んだ
ってことが結構あるんですよね。

なので、何かあるたびに
いちいち落ち込まない。
後悔しない。

例えそれが一見不運な出来事でも
そこには何か意味があると思って
次の一歩を踏み出す。

それが結果的に良い結果に結びつくのかな
と改めて思った出来事でした。

(合ってんのかな、この解釈?ま、いいや)

それでは、また。

昌子 幹

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