もうストーリーを使うのはやめなさい

From:昌子 幹

今年の1月から始まった
ライター養成講座が終わりました。

とはいっても、まだ卒業検定があるし、
合格した人にはJMWAのプロモーションを
手伝ってもらうことになるので、
ある意味、ここからが本番かもしれません。

それは、さておき
6ヶ月レビューをやってきて
ひとつわかったことがあります。

それは、

「みんな、ストーリーを書きたがる」

ということ。

もちろん、ストーリーを
使うなって意味ではありません。

ただ、、、ストーリーって難しいんですよ。

なぜなら、ストーリーは本来、
意識レベルの最も低い人、

つまり、商品のことはおろか
自分の問題にすら気づいていない人に対する
アプローチだからです。

そら、売るのが難しいに決まってます。

なので、最初のうちは
もっと意識レベルの高い人向けに
書くことを僕はすすめています。

意識レベルの高い人とは、例えば、

自分の問題には気付いていて
それを解決する方法があることも
なんとなく気付いているけど、
それを実現する商品が
あることは知らない人とか、

あるいは、自分の問題に気付いていて
あなたの商品がそれを解決してくれることも
わかっているけど、自分に最適かどうか
確信できずにいる人とかですね。

自分の問題に気付いている人の方が、
そうでない人に比べれて
はるかに売りやすいのは
想像がつくと思います。

そして、この場合に
よく使われるアプローチが
プロミス型や問題解決型です。

プロミス型は、ビッグプロミスと
それが実現できることの
証明を中心にアピールし、

問題解決型は、見込客の
抱える問題の原因を明らかにし、
その解決先として商品を
提示するのが一般的です。

本来であれば、
こっちの方が書きやすいはずなのに、
なんで、わざわざ難しいストーリーに
走ってしまうかというと、

結局、説得できるだけの
材料がないからなんですね。

もっと言うなら、リサーチで
材料を出し尽くしていない。

その結果、
言葉は悪いかもしれませんが、
言うことがないから
ストーリーでごまかす。

過去にも何度か言ってきましたが、
理想のセールスレターは
事実だけを並べることです。

こちらが望む結論に
読み手に自ら至ってもらうために
適切な順番で事実を並べていくことです。

要は、押し付けるのではなく
相手に判断してもらうわけです。

それさえできていれば、
言い回しとか細かい文章は、
それをサポートする程度で十分です。

にもかかわらず、材料がないから
言葉でなんとかしようとする。

言葉でなんとかしようとするから
ライティングが難しくなる。

難しくなるから、途中で諦める。

なんとなくですが、
こういう悪循環が起きてる場合が
少なくないんじゃないかと思います。

さて、あなたはどうですか?

 

昌子 幹

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