ブレットの作り方(その2)

今回は、ブレットのテンプレートをご紹介します。

全部で21のテンプレートがありますので
数回に分けてご紹介しますね。

1. 〜する方法(how to ブレット)

私たちは「何かをする方法」について
自然と興味をそそられます

それが深い感情や欲望と結びついていれば
なおさら無視できません。

使い方は簡単ですね。

見込み客の悩みや願望を達成する方法を
ストレートに伝えるだけです。

【例】

・1日19ドルで世界中を旅する方法
・30分で300冊のビジネス雑誌を読破する方法
・ゆっくりお金持ちになる方法

2. 〜の秘密(secret ブレット)

あなたが売る商品やサービスが
見込み客の知らない方法で
彼らの悩みの解消や願望を達成できるときに使えます。

ほとんどの場合
見込み客の知らない「何か」が一つや二つはあるので
リサーチの時にそれらしいものを見つけて
メモしておきましょう。

ただし、あまりにも「秘密」を使いすぎると
見込み客は懐疑的になってしまうので
使い過ぎには注意してください。

【例】

・人から好かれるようになるための秘密
・医者が決して明かさなかった医療の秘密
・ダイエットを休まずに続ける秘訣

3. なぜ(why ブレット)

このブレットは陰謀を構築するのに理想的です。

あるいは、見込み客が思ってもいない方法で
見込み客の欲求を満たすことができる場合にも使えます。

これは疑問形でベネフィットを伝えていますので
ストレートにベネフィットを言われるよりも
嘘臭さが減って、興味を掻き立てられます

また、見込み客に考えさせるという
「巻き込み効果」もありますね。

【例】

・なぜ、ほとんどすべての人が体の鍛え方を間違えてしまうのか?
・テレビ局はなぜこれらの事実を放送してこなかったのか?
・なぜ弁護士を雇うとあなたの財産に危機が迫るのか?

 

4. 何(what ブレット)

これは主に2つのパターンがあります。

1つは、見込み客に具体的な行動を指示するものです。

「〜しなければいけないこと」
「〜してはいけないこと」
のような形です。

もう一つは
見込み客にとって捉え所のない、信じられないような
貴重な情報を提供するものです。

「(権威者などが)〜すること、しないこと」
のような形です。

これを読んだ見込み客は
「なぜ、そんな指示をされるのか?」
「なぜ、権威者などが、それをするのか、しないのか」

ということが気になりますので
好奇心を高めることができます

【例】

・株式投資について誰もが知っていなければならないこと
・クレジットカード会社が決してあなたに教えないこと
・医者が頭痛の時にすること

5. (決して)〜してはいけないこと(what never ブレット)

他人から「〜してはいけない!」と言われると
一瞬立ち止まって「なぜ?」と思いますよね?

その“禁止事項”が意外であればあるほど
「その理由を知りたい」という欲求が強くなります

見込み客の間違いの可能性を警告し(恐怖の感情を利用)
その間違いを回避する情報を提供、または暗示するので
好奇心と興味をそそります。

これは後ほど出てくる
「注意!」「警告!」などのブレットも同様です。

【例】

・飛行機で絶対に、決して食べてはいけないもの
・コピーを書く前に絶対にやってはいけないこと
・初対面の外国人に絶対にやってはいけないこと

6. 加えて〜(plus ブレット)

これは、他のブレットの形に
「加えて(プラス)」を追加しただけの単純なものです。

もちろん、いきなりは使えませんので
その前には別のブレットがあります。

例えば、商品・サービスのある“特徴”から
AとBのベネフィットがあったとします。

「Aする方法」というブレットの後に
「Bする方法」をつなげると
テンポが単純になってしまいますし
ひとつ一つの効果が薄まってしまいます。

このような時
「Aする方法」というブレットの後に
「加えて、Bする方法」をつなげると

2つのベネフイットが得られる
というメッセージが伝わりやすくなります。

セールスレターの「P.S.(追伸)」で
ベネフィットを再掲・強調したい時に

「Aできます。加えて、Bできます」
のように使うこともできますね。

【例】

・加えて、業績を器っていると疑われる1,837社の完全なリスト—あなたの株がこのリストに含まれていないことを確認してください!
・加えて、毎日10分楽しみながら健康維持する方法
・プラスーラスベガスでのバケーションを無料で

7. 数(number ブレット)

ベネフィットを得るための複数の方法
複数の秘密、複数の理由がある場合
具体的な数字を加える形です。

つまり、他の形のブレットに
数字を加えたものになります。

数字があることで具体性・信頼性が高まります
文字の中にある数字は目に止まりやすいので

流し読みしている見込み客の
注意を引き付ける効果があります。

リサーチの時にも
「数字」には気を付けておいてください。

【例】

・今すぐ自分を癒す1495の新しい方法
・たった60日で収入を倍増させる方法
・24時間で9800ドル稼げます

 

効果的なブレットを書けるようになるには…

単にテンプレートを真似るだけではなく

スワイプのブレットを読んで

なぜ、その形が有効なのか?
ライターはなぜ、その形を採用したのか?
他の形にしたらどうなるのか?

といったようなことを考えることです。

そして何よりも
まずは自分で書いてみることが大切です。

おそらく、ブレットを書いても
「これで良いのだろうか?」
と思うでしょう。

でも、なぜその形にしたのか?

そのブレットで
読み手のどんなリアクションを想像したのか?

という理由をはっきりさせて書いていけば
そのうちに、自分である程度納得のできる
ブレットが書けるようになります。

あなたのセールスライティングの
お役に立つことができれば幸いです。

いつも、ありがとうございます。

残りの14テンプレは次回以降で^^;

米野敏博

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