広く普及をするためにした施策が、返って首を絞める結果に…

from: 藤村紀和

 

普段あまりTV番組を観ないのですが、
今週は割りと観る時間がありましてね。
そこで「昔と違うなー」と思うことがありました。

 

何かというと、
「ゴールデンタイム、クイズ番組ばっかじゃん」
ということではなく、

 

それは番組が終わるときに決まって出てくる、
“見逃し配信” ってやつです。

 

 

これってなかなかの便利機能なんですね。

HuluやTVerのような配信アプリを登録すると、
番組終了後から次回放送までの1週間くらい
無料で番組が観られる。

 

 

あなたは見逃し配信、使ってたりしますか??

 

今日はこの見逃し配信という仕組みから
僕らセールスライターやWebライターが
ぜひ心に留めておきたいなぁ…
と思ったことを共有したいと思います。

 

僕はテレビが輝いていた時代のテレビっ子なので、
いろいろ思うところはありました。

さてあなたはいかがでしょうか。

 

 

実は最近遅ればせながら、
この見逃し配信を試してみたんですね。

 

 

けっこう楽しみではあったんです、

なぜなら、この機能は自分にとってすごい事で、
幼少期の頃はまだVHSデッキが普及し始めで、
観たい番組は見逃したらアウトだったんですよね。

 

 

見逃した後なかなか再放送されないとか、
継続して観てた続編番組を一つ見逃し、ストーリーがブツギレになったとか、
翌日学校で周りの話題についていけない悲しさとか、
そんなことがあった時代なんです。

 

録画にしたって手間になるし、
テープやディスクにも容量があるし、
プロ野球延長で撮りたい番組取れてないし涙

 

 

 

そんな煩わしさが一切なく、
後追いで番組が観られる。

 

 

で、そんな憧れの見逃し配信を観た感想です。

 

確かに便利ですね。手軽です。

 

 

ただそうなると、
わざわざTVで観る必要あるのかなぁ?
なんて思うわけです。

 

観る人減ったら、TVの人困らないんですかね?

 

だって、TV局の主な収入源って、、



はい。そうです。広告収入です。

 

 

観る人減ったら、広告収入減るんじゃないの??
なんて要らぬ(?)心配をしてしまいました。
だって広告の効果落ちますからね。

そして現にコロナ禍で広告の単価が下がっていたり、
スポットCMの売り上げが半分くらいになってたりします。

 

 

今の世の中コンプライアンスだって厳しくて
番組作りの現場は苦労していると聞きます。

 

それでも番組が面白いかどうかは大事なんですが、
見逃し配信で「限定性」を放棄してるんじゃないかと思いました。
広く観て貰うのが目的で導入してるのに、
結果的にどちらも観ない人が増えやしないのか?と。

 

 

これって売りたい商品に置き換えても同じですよね。
一品物でここでしか手に入らない、
今しか買えない(限定性)ものにしていく。

これが大事なことですよね。

 

 

ただ注意しなければならないことが1点あります。

それは、テレビは無料で観るモノという前提が
多くの人の当たり前になっていますよね。

 

 

なのでお客さんを掴みに行くときには
無料オファーを行うことも多いですが、
単なる無料で提供するってだけではいけませんね。

 

だから「これは欲しい」「え?無料でいいの?」
とつい手が伸びるモノにする必要がある。

そしてそれが次の導線へ繋がるものであることです。
(例: 無料エンジンルーム点検からのオイル交換等)

 

 

 

ということで今日言いたかったことは、

・限定性を打ち消すなら、確実に売れる商品を多チャンネルで打ち出そう
・無料提供する場合の中身は、相手によって当たり前にならないものにする

でした。

 

TVの場合は不特定多数を対象にしてるので、
多額の広告費を投入し商品のリーチしてますが、
私らセールスライター・Webライターは
必要な人を見定め、めがけて
しっかりコンテンツや商品届けていきましょう。

 

 

追伸)
見逃し配信で参ったことがもう一つ。
それは「広告」の多さ。。
これならむしろ番組観たければ、
TVで観るもしくは録画するなぁって思いました。。
早送りや巻き戻しもあるし。

 

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