確実に売れるコピーを書く方法

from成澤将士

「インターネットで集客したいんですが、おすすめの方法は何ですか?」

もしクライアント候補にこう聞かれたら、あなたならどう答えるだろうか?

「PPC広告を出しましょう」

「今はインスタ広告がアツイです」

「最近のトレンドは記事広告ですね」

 

こんな感じで答えてたとしたら要注意。

実は僕も以前は同じように答えていた頃があった。

そして、それをやってもさっぱり売れないこともあった。

 

それはなぜか?

 

ヘッドラインが弱かったのか?

ベネフィットが適切でなかったのか?

オファーが弱かったからか?

はたまた広告費が低かったのか?

 

思いつくことは色々あると思う。

 

でも、その全部が間違いの時がある。

一番大事なことを見落としているのだ。

 

一体どういうことなのか?

 

例えば、

あなたが新しい杖を開発したとする。

それはとても画期的な杖。

その杖を使うだけで腰の曲がったお年寄りは背筋がシャンとして、スタスタ歩けるようになる。

そんな魔法のような杖。

 

この杖は間違いなく大ヒットする。

あなたはそう確信する。

 

じゃあ一本でも多く売ろう!

そう考えて、おじいさんをペルソナにランディングページを作り、インターネット広告をガンガン打つ。

 

ここまではよくある話。

さて、いったいどのくらい売れるだろうか?

 

残念ながら、たいして売れない。

 

なぜ売れないのか?

答えは簡単。

 

「お年寄りはインターネットをほとんど見ないから」

見てもらえなければ買ってもらえるワケがないよね。

 

お年寄りに宣伝するなら、新聞の折り込みチラシや回覧板など、お年寄りが見るものに広告を打たなければいけないよね。

 

つまり、DRMでとっても大事な3Mがズレている場合が多い。

マーケット(顧客)
メッセージ(コピー)
メディア(媒体)

それぞれの頭文字をとって3M。きっとあなたも知っていると思う。

 

僕はこれをよく魚釣りに例える。

マーケットはお魚。

メッセージは釣り針につけるエサ。

メッセージはエサをお魚に届ける船や釣り竿。

 

マグロを釣るなら、マグロが好きなエサを用意して、マグロのいる海域まで行き、専用の竿を使う。

もちろん、この装備ではアジを釣ることはできない。

好きなエサも、いる場所も違うから。

 

このように魚釣りに例えると、いかに無謀なチャレンジか分かると思う。

そして残念ながら、こうした間違いが今日も日本中で起こっている。

 

ぶっちゃけ、この3Mが合致していれば多少コピーが弱くても売れる。

 

もし画期的な杖をどうしてもインターネットで売ろうとするならば、老人という魚ではなく、
子供や孫を魚に決めて、彼ら向けにメッセージを変える必要がある。

 

僕らセールスライターはコピーで商品を売る仕事。

でもそれは、この3Mでいうところのメッセージ、つまりエサに過ぎない。

何でも釣れる魔法のエサはない。

 

だから、クライアントに「インターネットで集客したい」と相談を受けたのならば、絶対にその場で簡単に安請け合いしてはいけない。

 

3Mがしっかり合致するか?

この観点がないと、絶対コケる。

 

そして、この観点をしっかり伝えると、クライアント候補はきっとあなたを本物のセールスライターとして、尊敬の眼差しで見てくれるようになる。

 

「まずはタダで良いので書かせてください」

そう言わないと取れなかった案件が、

 

「ぜひあなたに書いて欲しい」

そう言われるようになるだろう。

 

クライアントにとって価値のある本物のセールスライターとは、クライアントの売り上げを最大化するための提案がしっかりできるもの。

つまり二人三脚で歩むものだと思う。

言われるがままレターを書くことしかできない下請けライターに未来はない。

 

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