この業界に怠惰な人間の居場所はない

From:昌子 幹

「どうやったら簡単に売れる
セールスレターが書けるようになりますか?」

「どうやったら最短で
セールスコピーライターになれますか?」

ライティングを学んでいる人から
そんな質問を受けることがままあります。

まあ、気持ちはわかるんですが
率直に言いましょう。

そんな方法はない。

というか、
少なくとも僕は知りません。

あったらぜひ教えて欲しいものです。

こういった質問に共通するのが
「面倒なことをしたくない」
という思いなんでしょうが、

そもそも
簡単に短時間でできる仕事に
価値は生まれません。

そして、
コピーライターの仕事なんて
めんどくさいことばかりです。

クライアントにヒアリングしたり
お客さんにヒアリングしたり
商品のことや競合のことを
時間をかけて調べたり
興味のない分野の本や雑誌を
読み漁ったり、、、

スキルを身につけるために
セミナーや本や教材で勉強したり
スワイプファイルを写経したり
書いたセールスレターを
レビューしてもらって
ボコボコにされたり、、、

でも、他の人が面倒に思ったり
嫌だと思うようなことを
代わりにやるからこそ
必要とされるし
喜んでもらえるのです。

面倒なことをやりたくないなら
コピーライターになることは諦めて
楽に簡単にできる仕事を
探した方がいいでしょう。

もし、そんな仕事が他にあれば、、、
の話ですが。

伝説のコピーライター
クロード・C・ホプキンスは

「広告マーケティング21の原則」(翔泳社)
の中でこう言っています。

=====================
広告の現場を知らない人は、
ひとつの広告を作成するために
これほど多くの作業が行われていることに
驚くかもしれない。

こうした作業は数週間に及ぶこともある。

広告はとても単純なものに見える。

実際、庶民の心をつかむためには
広告は単純なものでなければならない。

しかし、その背景には大量のデータ、
膨大な資料、そして
数ヶ月に及ぶ研究が存在するのだ。

この業界に怠惰な人間の居場所はない。
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忘れてはなりません。

働くとは、はた(傍)を楽にすることであって
自分が楽をすることではないのです。

もちろん、そこに楽しさを見出すことは
とっても大事ですけどね♪

それでは、また。

 

昌子 幹

「稼ぐ」スキルを身につけるJMWAオンラインスクール