from: 藤村紀和
『今日、ナンパされました笑』
もちろんですが私ではありません。
されたのは知合いの女性です。
その方、年は40代、自前のコンテンツで講師業をしています。
(たしか整理収納関連だったかと)
人前に立つ仕事ですから、
姿勢もよく服装も清潔感いっぱいです。
観た感じ決して若く見えるわけではないですが、
目を引く御方です。
その方が言うには、平日のお昼ごろに
ビジネス街を歩いていたら男性が、
困った様子で向かいから歩いてきたそうです。
パッと見、二十歳前後の若い子。
『道に迷っているのかな』と思い、
声掛けをしたら…
じっと見つめられて
「とても綺麗な人なので…!
良かったらお友達になってください」
とまさかの台詞を言われたとのこと。
その女性はそれがあまりにレア過ぎて、
完全にフリーズししどろもどろになってしまい、
ただ一言「スミマセン」と伝え足早にその場を離れたそうです。
あとで冷静になって思ったことが、
「なんとつまらない返答をしてしまったのだろう…」
という後悔だったそう。
『あなた、お目が高い!』
『キレイと言ってくれてありがと、
お気持ちだけ受け取るわ💛』
とか言えたら良かったなぁ~という話でしたとさ。
人って咄嗟に想定外のイレギュラーなことが起きると
なかなかスムーズに対処できないですよね。
私自身、元来の臆病者ですから余計にそうなります。
臨機応変というのが、出来ないんですよね。
だからこそ9割以上のリソースを事前準備に割いて
充分にしておくことが大切だと思っています。
そしてその準備というのも、
常に臨戦態勢を取っておくことですね。
常に”そのとき”を想定した準備であれば、
実践にも踏み出しやすくなります。
『じゃあ、書いてくれませんか?』
とお声掛けがきたとき、
に自信持って「書けます」と言いたいじゃないですか。
これ、誰かと雑談していて話の流れで
ちょくちょく発生しがちですよ。
自分の場合は、
自分の出来ることはこれで、
その技量が役立つ相手の悩みってこういうことだろう、
そしてこういうアプローチをしたら前のめりで聴こうとするか…
レターを書きながら考えています。
こう言われたらこう返そう。
こんな悩みにはこう解決策を提示しよう。
金額の提示では相手が受け入れやすくなるようこう工夫してみよう。
人の脳は臨場感が強ければ、
イメトレでも充分反応しますから、
これだけでも反射的に反応できるようになります。
もし僕のようにビビりでも大丈夫です。
事前に想定問答で対応策を増やしておきましょう。
そしてオドオドしている自分を出さずに、
『大丈夫です、お任せください』
と宣言した後に、
『あぁ言ってしまったが、さてどうしたものか…』
と帳尻合わせるために邁進する。
これも成長にはいい機会かもしれませんよ。