全く興味のなかった聴衆を40分で熱狂させたプレゼン術

From:昌子 幹

今日から筋トレを始めました。

実は、以前は週に2回ほど
ジムに通っていたのですが
コロナ禍でマスク着用が義務付けられ

「マスクをしながら運動するなんて
馬鹿げたことがあってたまるか」と
やめてしまいました。

とはいえ、以前もお伝えした通り
健康管理はコピーライターにとって
重要な仕事の一つです。

「運動しないとなー」とは思っていたものの、
元々スポーツがさほど好きでもない僕は
結局、何もしないまま時は過ぎていきました。

ところが、昨日のことです。

僕はあるマーケティング系の
コミュニティに毎月参加しているんですが、
そこでは毎回メンバーが代わる代わる
いろんなテーマでプレゼンを行います。

ちなみに、このコミュニティ、
マーケティングの仕事をしたり
マーケティングをビジネスに取り入れている経営者が
集まっているはずなのですが
なぜかマーケティングの話はあまり出ません。

昨日の発表者もそうでした。

それどころか
テーマは「筋トレ」

正直、がっくりきましたね。

「さすがにそれはないやろう。
てか、興味ないな。。」

と思って他のメンバーの顔を見渡すと
みんなも落胆している様子が
手に取るようにわかりました。

ところが、です。

およそ40分のプレゼンが終わる頃
その会場は興奮の坩堝と化していました。

まあ、それは言い過ぎですが
みんな口々に
「今日から筋トレします!」
「やり方を教えてください!」
と言い始めたのは事実です。

もちろん、僕もです。

なぜか?

理由は2つ。

一つは、訴求を経営者向けに
チューニングしていたこと。

一般的に筋トレというと
健康やダイエットが目的だと思われがちですが、

実は筋トレは、
ストレスや緊張、集中力、発想力など
経営者の様々な悩みや課題を
解決すると言うのです。

ビリーフを覆されると「なぜ?」
と続きを聞きたくなるのが人間の性。

つかみはバッチリです。

これがもし、
「経営者にとって健康は資産です」
みたいな話だったら
誰も見向きもしなかったでしょう。

もう一つは、
プレゼンの流れが
問題解決型のセールスコピーの
構成になっていたこと。

経営者の抱える悩みへの共感

筋トレでそれらを解決できる理由とベネフィット

事例

反論処理

How Toコンテンツ

CTA

といったように
すごくシンプルな流れでしたが

それだけにとてもわかりやすく説得力があり
話が進むにつれて
どんどん引き込まれてしまいました。

しかも、話がおもしろい。

何でも、GAFAは
筋トレでできているといっても
過言ではないそうですw

結果、僕も今日から
筋トレを始めることになったのですが、
このプレゼンを聞いて
プレゼンもセールスレターも
基本は同じだなと改めて思いましたね。

相手を動かすために
高度なテクニックなど必要ありません。

相手に合わせたエモーショナルな訴求と
シンプルでロジカルな構成。

この2つがあれば
例えそのことに全く興味のない相手でも
短時間で熱狂させることができます。

ぜひ、あなたもやってみてくださいね。

それでは、また。

 

昌子 幹

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