目次
こんにちは。
セールスライティング・ドクター
米野です。
今回は書籍のリサーチを素早くやるテクニック
についてご紹介したいと思います。
セールスライティングのリサーチでは
クライアントさん自身が発行している書籍や
競合が発行している書籍
あるいは、見込み客や市場のリサーチのために
書籍を読むことがあると思います。
でも、分厚い本を隅から隅まで読んでいたら
肝心のペルソナ設定ができなくなります。
ペルソナに伝えるべき
主張を考えることもできなくなります。
そんな時、私がどうやっているかを
お話ししますので、参考にしていただけたらと思います。
まず、リサーチする本を
近くの図書館で借りられないかを検索します。
長いお付き合いのクライアントさんの場合には
買ってしまいますが、一度読んだら終わり
という本の場合には借ります(^^;
図書館で借りられない時には
しょうがないので書いますけど…
ここでは、買った本と借りた本の2ケースで説明します。
(基本は同じです)
買った本の場合
<第1ステップ>
まず、「はじめに」と「目次」と「終わりに」を読みます。
だいたい、どういう内容が書かれているかを確認するためですね。
その上で、「何を調べるか」を明確にします(←超重要)
例えば、「売りたい商品の証拠」になるものがあります。
権威のある人の本なら
「〇〇さんも本で、こう言っている」
と使えますからね。
その他にも、いろいろあります。
売る商品が見込み客に
「必要な理由」
「意外な事実」
「統計データ」
「お客さんの不満・不安・願望」
「お客さんのBefore-After」
あるいは、クライアントと全く反対のことを言っているとか
ということ探す目的で、パラパラ読みます。
「読む」というよりも「探す」というイメージですね。
<第2ステップ>
本をパラパラとめくりながら
これが「探しているもの」かな?と思ったら
所構わず印をつけます。
ちょっと気になったら、その周辺の文章を読んで
チェックをつけます。
「チェックを付けようかどうしようか」と悩んだりはしません。
とにかく、チェックを付けるのが目的です。
<第3ステップ>
チェックをつけたところをノートに書き出します。
ただ、あまりにもチェックが多いようでしたら
スマホで写真を撮るか、その部分を読み上げて、音声入力します。
そういったものの中で重要なものは、私の場合は
最後にノートに書き出します。
<第4ステップ>
ノートに書き出した書籍以外のリサーチ全てを眺めながら
「どういったペルソナにするか」
「何を訴えれば良いか」
などを考えますが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。
ここで、気になった点やデータが不足している場合には
これらが本の中にないだろうか?と
再度、パラパラと探すことがあります。
借りた本の場合
借りてきた本の場合、
探していたものを見つけても
アンダーラインを引いたりはできません。
その場合には、アンダーラインなしで
スマホで写真を撮るか、音声入力して、記録します。
「探す」ことに注力する
ここで大切なことかは
この段階では色々と考えないことです。
「探す」時には「探す」ことに集中します。
そうしないと、自作分の思い込みで本日のリサーチを続けてることになり
いつの間にか、偏ったリサーチになってしまいます。
「結論ありきのリサーチ」
と言った方が良いかもしれませんね。
それが当たっていれば良いのですが、外れると大失敗になります。
リサーチの時点では、自分の思い込みを捨て
ニュートラルな気持ちで臨むのが良いでしょう。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
セールスライティング・ドクター
米野敏博