コケたはずのLPが急に売れ出したワケ

From:昌子 幹

「朗報です!」

先日のこと。
あるクライアントから
そんな連絡がありました。

何でも、僕が以前作ったLPの
集客効率が3倍以上になったとのこと。

少し驚きました。

というのも、そのLP
リリースしたもののあまり反応が良くなく
広告代理店から「LPを変えるしかない」
と言われお蔵入り。

代理店に言われるがままに
全く別のLPをゼロから作り直したものの
成約率がさほど改善されないまま
別の理由で広告出稿を
しばらくストップしていた

という経緯があるからです。

で、最近また広告を再開したそうですが、
作り直したLPより元のLPの方が反応が良く
CPAも3分の1以下になったそうです。

「なんでそうなったんですか?」

と尋ねたところ、
「実は、広告代理店を替えたんです」
とのこと。

うーん。。。

まあ、LPの反応が良いのは
嬉しいことではあるんですが
「ほら見ろ、やっぱり元のLPで良かったやん」
なんてことを言うつもりはさらさらありません。

(若干、思いますが…w)

なぜなら、
以前の広告出稿の時は
僕も傍でどんな広告を出していたか見ていながら
結局、実務には何もタッチしていなかったし
意見することもしなかったからです。

「広告出稿はプロに任せるべき」
と思っていたからなんですが、

それは裏を返せば
「俺はLPの担当だから広告は知らんよ」
と責任を放棄しているようなもの。

でも、LPというのはあくまで
集客プロセスの中の
たった1つのパーツでしかありません。

・広告を出稿する
・SNSで情報を発信する
・LPでセミナーに集客する
・個別相談に誘導する
・個別相談でクロージングする

もちろん、
商品やサービスによっても違いますが
集客と一口に言っても
様々なパーツが必要になります。

そして、重要なことは
ほとんどのパーツに
セールスコピーが必要になる
ということ。

つまり、セールスコピーライターの仕事は
その集客プロセス全体を改善することです。

にもかかわらず、
LPだけ作ってOKとしていた僕は
セールスコピーライター失格
と言わざるを得ません。

というわけで、
クライアントからの一報を受けて
喜んだのも束の間。

しばらく落ち込んでしまった
というわけです。

改めて言いましょう。

セールスレターを作ることが
セールスコピーライターの
仕事ではありません。

もしそう思っていたら
セールスコピーライターとして
決してうまくいくことはないでしょう。

自戒を込めて。

それでは、また。

 

昌子 幹

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