農作業とライティングに共通する話

from: 藤村紀和

 

最近また身体を動かすのと、
野菜を食べたくて農作業をし始めました。

 

今の時期だとジャガイモが植え頃です。

土いじり、良いですねぇ~
普段の生活環境と異なるなかで動いてみると、
自分の”在り方”が見つかりやすいですね。

 

農業ってどんなイメージお持ちですか?
本格的にやるのでなければ、
「けっこう簡単に作物できるんじゃない?」
「植えて水やっておけばいいでしょ?」

 

そう思っていたんですよ。

 

なめてました…

 

何年か前、知合いが「自然薯をつくりたい」って、
キットを買ってその仕込みを何人かで手伝ったことを思い出しました。

 

 

自然薯ってどうつくるか、ご存知ですか??

キットには取扱説明書もあったんですが、

塩ビのパイプを使うとか、
何センチの幅に何センチの深さ掘るとか、
パイプに土を詰めてこう埋めるだとか、
そして種イモをこう埋めるとか。

とにかく複雑で難しい。

 

土も水はけの良し悪しで条件がありますし、
畑を貸してくれる農家さんがある程度は
土を掘り起こしてくれてるんですが、地中は固い粘土質。

スコップが全然入らない。

 

 

実際やってみると、どえらい大変なんですわ。

 

自然薯を食べさせてくれる飲食店が地元にあります。
まぁ良い値段するので頻繁に食べられないんですが、

『高いなー(美味いけど)』
ってつい思ってしまうんですが、
実際にこうして作るのに携わってみると、
「こういう苦労があるからこそ、価値のある作物になるんだ」
と実感しました。

 

 

 

ライティングもそうですよね。
特に相手から「文章を書くだけですよね?」
と言われると萎えませんか?

ライティングの仕事も、一見に見えます。

でも、
・ターゲットリサーチ
・競合分析
・売れるストーリー設計
・A/Bテストの実施

こういった「裏側の作業」があるからこそ、成果につながる文章が書けます。

 

 

 

クライアントに「見えない部分」を伝えていますか?

・リサーチにどれだけ時間をかけたか?
・どんなテストをして、どんな改善をしたか?
・競合と差別化するために何を考えたか?

この苦労は絶対伝えた方がいいです。
そして「自分がどれだけの価値を提供しているか」
も相手が抱える問題に照らし合わせて伝えるべき。

 

そこに相手がどう思ってくれるかで、
良いクライアントさんに成り得るのか?
安価で使われて終わりなのか…

こういった「裏側の努力」の見えない部分が、単価アップの鍵。
それを意識して仕事に取り組むだけで次のステージが見えてくるに違いない!

そう思って今日も筆を取ってます。

 

追伸)
この自然薯、その後どうなったの?

それはまた別の機会で。

ありがとうございました。

 

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