○○に勝るヘッドラインなし

From:昌子 幹

先日のこと。

あるLPのヘッドラインを
考えていたんですが、
どうも良いのが出てこない。

いろんなスワイプを使って
何十パターンも書き出してみたんですが
どうもしっくりくるのがない。

何というか、ベネフィットが
「嘘っぽい」んですよね。

もちろん、言っている内容は
嘘ではないんですが、

言葉にするとなんか
嘘っぽく聞こえるんです。

どうしたもんかと
格闘すること一時間。

「ヘッドラインは
とりあえず仮にしておいて
ボディコピーを先に作るか」

と、ボディコピーの
ライティングに入って間もなく、
ある言葉が目に入ってきました。

そして、その瞬間
僕の頭の中で
火花が飛び散りました。

キターーーーーーーーーッ!!!

「これだ!俺の探し求めていたものは」

早速、その言葉をヘッドラインに採用。

自分で言うのも何ですが
惚れ惚れとするような
ヘッドラインになったのです。

魅力的なヘッドラインができれば
ボディコピーを書くのも
すごく楽になります。

それから数時間でボディコピーを書き上げ
クライアントに提出。

我ながら「結構いいんじゃね?」と
しばし悦にいっていました。

さて、その素晴らしい言葉を
僕に与えてくれた主とは?

ジャーン!

「お客様の声」です。

ボディコピーを作ろうと思った時に
お客様の声から入ろうと
もう一度リサーチ資料を
見直してみたんですね。

すると、そこに
僕が伝えたかったことを
代弁する声があったのです。

言葉は粗いけど
それだけにリアリティがある。

僕が作った言葉より
全然、嘘っぽさがないし
当然、説得力もある。

そらそうです。

例えば

「今までにないリンゴです!」
という売り手目線のメッセージと、

「こんなリンゴ食べたことない!」(○○県・○○様)
というお客さんの声。

どっちが信頼性があるか
言うまでもありませんよね?

ここに、お客さんの写真まで付いてたら
もう言うことありません。

「ライターが練りに練って作り上げた綺麗な言葉より
多少粗くても、お客さんの生の声に勝るものなし」

ま、お客さんの声をそのまま
ヘッドラインに使うっていうのは
珍しいことでも何でもないし、
僕も今まで何度かやったことがあります。

が、その当たり前のことを
忘れてしまうわけで。

てか、リサーチの時にも
一回見たはずだよね?
って感じです。

結局、ライターのエゴ以外の
何ものでもないですわ。

反省。

あなたも気をつけて。

それではまた。

昌子 幹

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