Googleの「検索品質評価ガイドライン」と、ぼくの犯した大きな失敗

From:吉田知也
 

あなたは、 
ブログ記事やWebコンテンツを書く中で
「E-A-T」という言葉を耳にしたこと、
ありますか?

 
E-A-Tとは、Googleが
「検索品質評価ガイドライン」
で定めている、Webサイトの
検索評価基準の一つです。

 
要は、検索結果の順位を決めるのに
こうしたことを重要視していますよ、
という話なのですが、

このE-A-Tは、それぞれ

・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)

の頭文字をそれぞれ取っています。

 

すごくざっくりと簡素に
E-A-Tを解説してみるのですが、
以下のような感じで
お医者さんの記事によく例えられます。

・Expertise(専門性)

サイト全体が
特定の専門性を持っているか、
ということです。

日記や個人ブログで
書かれた健康情報よりも、
医師や医院が開設したサイトに
書かれている健康情報の方が、
専門性が高いと判断されます。
 

・Authoritativeness(権威性)

発信している人が誰か、
ということです。

匿名のブロガーが書いた記事よりも、
実名を紹介している医師や大学教授など
なんらかの資格・肩書きを持つ人が
書いた記事の方が、
権威性が高いと判断されます。
 

・Trustworthiness(信頼性)

サイトに書かれている
情報が確かか、ということです、

なんの根拠や裏付けもなく
書かれた医療情報よりも、
公的な機関が発表している
情報を引用して裏付けを取ったり
医師が実名で投稿している
医療情報の方が、
信頼性が高いと判断されます。

 

かいつまんで言えば
検索で上位に表示させるためには
「出どころも身元もはっきりした
 役に立つ確かな記事を書く」
ということが求められています。

ブログ記事はもちろん、
LPなどでもこのE-A-Tは
とても大事な基準だと考えてます。

 

さて、そんなE-A-Tなのですが、
ここでぼくの犯した大きな失敗を
ご紹介したいと思います。

 

これは、ぼくが
実際に関わった例です。
 

ぼくがまだ独立したての、
Webデザイナーとして仕事をしていたころ
ある眼科のWebサイトを作りました。
2015年のことです。
 

このとき、この眼科の先生から
「『ものもらい』の問い合わせを
よくもらうから、サイトに
コラムを載せて欲しい」と
自筆の記事原稿を渡されたので、
そのまま掲載しました。
 

サイトは公開されましたが
基本的には地元の住人を相手にした
普通の眼科です。
開設して1年ほどは、
ユーザー数は日に数十人でした。
近所の人が休診情報を
確認できれば良かったのです。
 

いつしかぼくも
アナリティクスなども
特に確認しなくなり、
やることといえば月に一度、
休診情報を更新するだけ。

それから、
5年の月日が経過しました。
 

実は去年、その眼科との
契約が終了したので、
ふと気が向いて
アナリティクスを見たところ……
 

検索流入が1日1,000件近いレベルで
めちゃくちゃ来ていたのです…!

あわててサーチコンソールを確認したら
「ものもらい」のキーワードで
上位表示が何年も
続いているという状態でした。
(今はもうページがないので表示されません)
 

ここで、そのアナリティクスの
データを特別に公開します。
なぜかユーザー数が
うまく表示されなかったので
セッション数で見ていきます。

Googleアナリティクスの推移

うわー、もったいないことしたー!
 

しかしこのページこそ、

・実名の医者が、眼科のサイトで
・確かである情報に基づいて、
・自らの専門である目の病気の知識や、
 その対策法について書いている

という、E-A-Tの原則に
すべて当てはまっています。
検索流入が一気に増えた時期を
後から調べたら、ちょうどGoogleが
このガイドラインを適用した時期と
概ね一致していたのです。
 

これが分かった頃には時すでに遅しでしたが、
せめて、GoogleがE-A-Tをいかに
重要視するようになったかを示す教材として
このお話を伝えていこうと思うのでした。
E-A-T、しっかり意識していきましょう。