興味のない動画なのについ見てしまった、衝撃の宣伝文とは

From:吉田知也

Facebookを眺めていたところ
ある知人が自分の動画を
宣伝するための投稿をしていたのですが
その中の一文があまりに
センセーショナルで、
つい興味がないのに
動画を再生してしまいました。
 

どんな一文だったと思います?

 

それは……

「動画撮影の直前に
 歯が抜けてしまった」

というものでした。

 
ショッキングすぎて、
つい、その動画を
冒頭の1分くらい
見てしまいました。
 

動画の内容は、
その人のビジネスに関する
いたってマジメな話です。

ただ、注目したのは
当然口元だけ。
(本当に抜けていましたが
 動画内ではそのことには
 まったく触れていませんでした)

残念ながら
話の内容はまったく頭に
入ってこなかったです(笑)

 
歯が抜けてしまったことは
本当にお気の毒様でしたし、
ご本人はそれをFBのタイムラインで
友人向けのネタとして書いていたので
まぁ、それはそれでよかったのです。

 

ただ、時々広告で
こういう発想を
本気で仕掛けてくる人がいます。
 

たとえば、
住宅展示場で来場者に
メロンを配ったりとか
するようなパターンです。

売りたい本題と全然関係ない
無料プレゼントや特典って
けっこう見かけますよね。
 

本当に見て欲しいものと
無料プレゼントが
かけ離れていると、
あまり効果はありません。

こういうことをすると
プレゼント目当てに
人は集まるのですが、
それが本来提供したい商品の
購買につながる
可能性は低いでしょう。

 

さっきの例では、ぼくは
歯が抜けているのを確認したくて
動画を見てしまったのですが、
話の本来の内容には
別に興味がありませんでした。
(ごめんなさい)
 

マーケティングではよく
「質の悪いリード(見込客)」
という表現をしますが
上記のぼくは、まさにこれですね。

 
メロンが欲しい人と
住宅を買いたい人も一致しません。
 

なので、広告の時に
プレゼントを使う場合は
その後に提供したい商品と
近いものを準備するようにします。
 

ぼくの場合はそれ用の
小冊子を作ることが多いです。

例えば、体の不調をケアする
小冊子を作ったら、
それが欲しい人と思う人は
治療院の見込客にも
なってくれる確率が高いですよね。
小冊子は顧客育成のための
プレゼントとして機能しやすいです。

 
見込客集めで何か
プレゼントを企画するときは
できるだけ商品と近いものを
準備するようにしましょう。

「稼ぐ」スキルを身につけるJMWAオンラインスクール