サイトの反応が悪い時に見るポイント7選

from 成澤将士

この仕事をしていると「今のサイトからの販売があんまり上手く言ってないから何とかしたいしたい」って感じの相談が来る事が結構ある。

僕らはセールスライターだから文章で何とかしようとしがちだけど、反応が悪い理由とか要素って、特にwebだと結構色々あるんだよね。

なので今回は、サイトの反応が悪い時に注意してみた方が良いポイントを7つまとめてみたので、参考にしてみてほしい。

 

1、訴求が合っていない

これはライター側の問題。

ペルソナを間違ってるとか、ビックプロミスが違うとか、それゆえにヘッドラインもベネフィットもおかしいとかね。

まあライターのリサーチが甘いと起こりがち。

 

2、デザインが合ってない

見込み客が違和感なく見られるデザインかどうかってのも重要なポイント。

違和感はそのまま警戒心に繋がり、最後の決断を躊躇させてしまう。

 

実際、前に全く同じ内容のページを色味やデザインだけ変えてテストした事があるけど、かなり反応に差が出た。

 

デザイナーさんのセンス溢れるページより、見込み客の好みのページの方が数字に直結するって憶えておこう。

 

3、申し込みボタン

これは2のデザインと近いんだけど、申し込みボタンの色とか、ボタンに書かれている内容なんかでも反応に結構差が出る。

この辺はライターはあんまり気にしない人が多いけど、見込み客が普段押しやすい色や形とか、申し込みを後押しする言葉とかって結構大事なんだよね。

 

4、分かりづらい

これはライターのエゴが強いと起こりがち。

文章で説得しようとして、ついつい説明が長くなっちゃったりね。

 

セールスレターにとって分かりやすいってのは超重要な要素。

見込み客は理解が難しいものは避けるから、分かりづらいのは致命的。

 

説明が難しいなら、分かりやすく例え話や、写真、図、イラスト、動画など、読み手に簡単に理解させるための工夫が必要だよね。

 

5、手順が複雑

たまに、申し込みボタンを押してからの手順が面倒なやつってあるよね?

・ボタン押す

・次のページで個人情報入力

・送られてきたメールからリンクに飛んでまた情報入力

みたいなめんどくさいやつ。

 

これもかなりの離脱(カゴ落ちと呼ばれる)がある。

現代人は我慢ができないしめんどくさいことは嫌いだから、申し込みの手順はなるべく簡単に済むようにしよう。

 

6、入力項目が多すぎる

誰だって個人情報を抜かれるのって良い気はしないよね?

例えば無料レポートを申し込む時に

「メアドを登録するだけ」のやつと、

「メアド・名前・住所・生年月日・職業」まで入力しなきゃいけないのがあったらどう?

 

顧客情報が欲しいのは分かるけど、ほどほどにしよう。

 

7、サイトが重い

ページの読み込み速度はかなり重要な要素。

googleいわく「読み込み速度が0.1秒上がると、コンバージョン(成約率)は8%アップする」そうだ。

これってヤバくない?

 

トップページにやたら凝って、画像がコロコロ変わったり、埋め込み動画再生させたりとかしてページ重くするのはナンセンス。

そもそもパッと見て下に降りてくトップページを動かしてもあんまり意味ないんだよね。

読み込み速度はgoogleのツールですぐに測れるから、今すぐ測ってみよう。

 

 

どうだったかな?

まあ他にも反応を上げるための要素は色々あるし、僕が普段サイトの診断を依頼された時はこれら以外にも綿密に分析していくけど、今回紹介した内容だけでも意識してると大分違うと思う。

 

せっかく頑張って書いたのに結果が出ないのって本当にキツイんだよね。

だから、結果にこだわるならこういった要素もあるってことを覚えておいてほしい。

 

ちなみに、今回挙げたものを全部一人でできるようになる必要は全くない。

餅は餅屋。ライターやデザイナーさんそれぞれに得意な領分があるワケで、お互いがチームとして持ち味を発揮できれば良いよね。

 

なのでこういう要素が関係していて、どう作ったり改善していけば良いかっていう「共通認識」をクライアント含めてチームが共有して進めていくのが一番。

 

だから僕らはライターは、書く以外にも最低限のコミュニケーション能力は必要だし、それがない人がチームにいると一番苦労するんだよね。

まあその辺はどんな仕事も同じだよね^^;

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