from: 藤村 紀和
もしあなたがセールスライターなら、
当然お客さんから選んでもらう・反応率を上げるための文章を書きますよね。
ただ、書くだけでは足りません。
「●●をやり、こういう媒体にこう書き打ち出しましょう」
と提案できればよりいいですよね。
この●●部分。
さて、なんでしょう。
幾つかありましょうが、
「イベント」「キャンペーン」をやる!
というのは有効です。
過去ならさしずめ、令和改元ネタですね。
刻印された饅頭やせんべい、
一新というのに乗せていろんなところでやっていました。

オシャレな祝改元クッキーもありました
去年地元では大河ドラマ関連のイベントも数多くあって、
多くのお客さんが来ていました。
こうしたイベントって、何だかいつもより
購入してしまいがちな雰囲気もあります。
なぜなら、「買うための理由づけ」になるから。
人が行動するときは必ず理由があります。
これは意識無意識に関わらず、です。
行動するということは、
行動させるものがある!ということ。
なので何かしらの理由を作り、
お客さんへ提案することは大事です。
でも工夫をしなければ、
キャンペーンを待たれてしまう。
平常時の売上げが上がりませんね。
以前手がけた案件のことです。
もともとは休眠客活性化目的で
行ったキャンペーンでした。
この結果は上々だったのです。
(20%呼び戻し・売上も50万以上)
ただこのとき売るものが、単一的かつ高価。
そして使用頻度も多くなかったので、
結果お客さんが次のキャンペーン待ちになりやすくなってしまいました。
それを回避するためにはどうしたらいいでしょうか?
いくつも方法はありますが、
「季節性を使う」のは有効です。
その時期でなければならないもの。
これなら旬な状況で売り出すことができます。
ただ季節イベントに乗るだけではありきたりになりがちです。
やるならば深めていきます。
そのイベントの由来や理由、
お店の強みや特徴と合致するものを
注意深く見つけ前面に出していきましょう。
当然価格設定、
原価との兼ね合い、
これらも商品の選定に重要です。
とにかくキャンペーンをやること!
そのキャンペーン名のタイトルをウリ売にして
イメージづけするお店なんかもあります。
要するに、イベントやキャンペーンは何か理由をつけ作ってしまう。
お客さんが楽しく買う理由ができればOK、ここを突き詰めてみてください。
そして楽しさを作っていきつつ、
「こういう媒体でこれを出していきませんか?」
と提案かけてみてくださいね。
考えていて自分も楽しくなるものなら、
きっと良いイベント・キャンペーンになりますよ。