GoogleやFacebookが、メルマガ配信サービスをいつの間にか開発していた

From:吉田知也

ぼくはNewsPicksを愛用していますが
先日マーケティングのニュースを
ふらふらと漁っていたところ、

Googleが、
メールマガジン配信のための
新しいWebサービスを開発する、
という話が記事になっていました。

元記事はこちらです
↓↓
◆グーグルの研究開発部門がGoogleドライブを利用したニュースレターサービスの実験開始
 

これを読んだところ、
ここ最近になって
FacebookやTwitterなど大手が
続々とニュースレターサービス、
つまりメルマガサービスへの
参入を検討していることを知りました。

例えばこれは今年の6月の話。
↓↓
◆フェイスブックがニュースレター配信プラットフォーム「Bulletin」始動、まずは米国中心ベータ
 
最初に紹介した記事によれば、
Googleでも独自のメルマガサービスの
実験をはじめたということですね。

 
ここでひとつ豆知識ですが
「メールマガジン」は
日本で生まれた和製英語です。
英語ではNewsletter、または
Email Newsletterと呼びます。

 

さて、記事を読んで、
「え、いつの間に
 そんなにメルマガ
 盛り上がってるの?」
と思ったのですが、

さらにたどると、
英語なのですが
面白い記事が出てきました。

メールマガジンが
メディアとして復活を遂げていると
ロイターの調査が伝えていました。

英語版なので、
Chromeで翻訳して読んでください。

◆Email newsletters are resurging, says Reuters Institute
(意訳「メルマガが復活してる」ってロイター研究所が言ってるよ)

 
ざっとキモの部分だけ要約すると、
(Google翻訳様の力をお借りしました)

●メルマガは流行遅れだと考えられていたが
 顧客との強力で直接的な関係を
 構築するためのツールとして
 再び着目されている

●これは、電子メールが
 習慣化と信頼性の構築に役立つためで、
 特にサブスクリプションなどの
 新しいビジネスモデルにとって非常に重要

●メールは年齢層の高い人ほど人気があり、
 45歳以上の人は電子メールを受信する可能性が高くなる

●メルマガを購読している人のほぼ半数が
 受信したニュースメールのほとんどを読んでいる

●出版社のデータによると、
 メルマガ開封率の業界平均は30%程度だが
 最も人気のあるニュースメールは
 最大80%の開封率を得ることができる

 
他にもいろんなデータがありましたが
とにかく近年になって
メルマガがめちゃめちゃホットに
なってきたということです。

 

この調査は、出版社などの
ニュース配信を行うメルマガを
対象とした調査なのですが、
いずれにせよメルマガが
ふたたび着目されているのは
嬉しい事だなーと思いました。
 

古いメディアだと思われて
しまいがちなメルマガですが、
メルマガの歴史なんて全然浅くて、
せいぜい20年ぐらいです。
まだまだいくらでも
進化の余地があります。
 

FacebookやGoogleなどの大手が
新たな配信プラットフォームの開発に
続々と乗り出していることからも
メールでの情報配信は
もう「安定したジャンル」として
捉えていいんじゃないかと思います。

また、これはライターにとっても
チャンスだと思っています。
メルマガをしっかり運営するためには
ライターの力が必要になります。
企業がメルマガに力をいれるということは
その分ライターの需要も出てくると言うこと。
 

というわけで、
昔からさんざん
言われている話ではありますが
ちゃんとデータも出てるので、
お客さんとの長期的な
関係性構築のために
メルマガを取り入れることを
あらためて意識してみましょう。

  

また、ライターのあなたは
ぜひメルマガ運営なんていう
選択肢も視野に入れてみてください。

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