一人で仕事を完結するのがいいのかどうか??

from: 藤村紀和

 

 

歴史の話で恐縮ですが、、

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、
素晴らしいシナリオと演技で毎週楽しみです。

 

ほんと、歴史は面白い!

人が織りなすストーリーが歴史の醍醐味。
歴史はHistory=His storyですからね。

 

 

 

自分は戦国時代が好きで
先日城巡りをしてきました。

 

 

その城、難攻不落の「小田原城」。

 

 

この城は凄いんですよ。

 

 

戦国最強の双璧、
武田軍3万や
上杉軍10万の軍勢を退けたんです。

 

 

守る側は城に立て籠もりながら、
援軍が来るまであの手この手で耐えるのがメインです。
ここで問題になるのが、
水と食料。

 

 

 

守る側も、大軍を引き連れて城攻めする側も、
食料や物資の補給・兵站がとても大事になります。

攻める側は1日軍隊を食わせるだけで、
なんと225万円も使ってしまう!

 

 

 

だから大軍を率いて強硬に力攻めすることが多いですね。

 

ちなみに。
秀吉は兵糧攻めや水攻めが得意だったのですが、
それだけ金持ちだってことです。

 

 

 

 

小田原城が凄いのは、
この兵站の課題をある工夫でクリアしたから、
難攻不落になりました。

 

 

 

それは、城壁のなかに街や田畑があったということ。
(これを総構えという)
城内の士気が下がらない限りは
食料も確保しながら持久戦に持ち込めば、
なんなく相手を退けられるんです。

 

 

 

 

いやはや一か所で完結できる強さです。

大企業なんかはどんな機能も備えていて、
中小企業と比べれば強さが際立ちますね。

 

 

 

セールスライターも、ライターだけやっている人って実は少ないです。

マーケティング知識を活用して
セールスプロセスを組むコンサルティング業務とか、
動画やページのデザインもやったり、
何かメインとサブの機能を持っています。

ひとりでも充分やっていけるのも、
こうした「総構え」的な仕事をしているからじゃないでしょうか?

 

 

 

 

しかし難攻不落の小田原城も、
秀吉に見事攻略されました。

 

 

そのとき使った手が、
小田原城の目の前に「石垣山城」という
石垣と店主の在る立派な城をわずかな期間で築いたことでした。

 

 

あらまし城が出来たところで
周囲の木を一斉に切り倒し見せつけ、
度肝を抜いたのです。

小田原のある関東地方には、
まだ石垣と天守閣のある城がなく、
技術差によって城内に動揺が走ったとのこと。

 

 

そう考えると、ひとりで何でもやってしまうより
外と繋がりながら常に新しい情報を入れて
時流に沿うのがいいかもしれないですね。

 

 

 

 

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