松下幸之助の広告哲学

From: 昌子 幹

いやー、久々にシビれましたね。

というのも、かの松下幸之助翁が生前、
広告宣伝について語ったことをまとめた
記事を読んだのですが、、、

広告の本質を突いていて超すばらしい!

そもそも日本人の経営者で
広告や宣伝について語っている人って
あまりいないと思うんですが、

松下さんは広告宣伝についても
確固たる信念を持っていたことがわかります。

というわけで、今日は
その一部をシェアしたいと思います。

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宣伝というものは、なかなかむずかしいもん
であるといえると思うんであります。

そのむずかしいものがありますことが、
人の世を非常に潤しているのやないかと思います。

宣伝というものは、単に商品の宣伝とか、
商売の宣伝とか、経営をするために
必要であるとかいうことだけではない。

その上にもっと社会というものを考える、
もっと人間というものを考える、
生活のやり方というものを考える、

そうしてそこから宣伝観とでも申しますか、
そういうものを生み出していくことが必要で、
そういう意味で宣伝は哲学に通ずるとでも申しますか、
そういうものでもあると考えられるわけでございます。

(1967年10月1日 
仙台放送開局五周年記念特別講演会より)
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また、こうも言っています、、、

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広告宣伝というものは、
単にそれによって商品やサービスが
売れればいいというのではなく、

人々の心を豊かにし、
生活や文化を高めている何らかの要素を
含んだものでなければならない。

(1982年3月『年刊OAC 82年版』より)
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いかがですか?

とかく、僕たちコピーライターは
「売る」ことを最優先にしがちです。

もちろん、それはとても重要です。

顧客のためにもクライアントのためにも、
どんなに良い商品でも
売れなければ意味がないですからね。

でも、そればかりを追い続けると
味も素っ気もないセールスレターが
できあがるんじゃないか、と。

ウンザリするような
セールスレターばかりが
できあがるんじゃないか、と。

これはあくまで個人的な意見ですが、
セールスレターの目的は
単に売ることだけでなく、

読んだ人に楽しんでもらう
「読んでよかったな」
と思ってもらうことが
とても重要じゃないかと思っています。

そのセールスレターを読んだことで、
視点が変わった、
考え方が変わった、
行動が変わった、、、

買わないまでも、
そう思ってもらえたら
作った意味はあるんじゃないか、と。

そして、そのためには、

何をどう伝えたら、喜んでもらえるだろうか?
何をどう伝えたら、楽しんでもらえるだろうか?
何をどう伝えたら、元気になってもらえるだろうか?

ということを常に考えながら
セールスレターを作ることが
とても重要なんじゃないか、と。

さて、あなたはどう思いますか?

昌子 幹