From:昌子 幹
ここ2年くらい、
とある分野の専門家を育成する
プログラムのお手伝いをしています。
そのプログラムを卒業した人が
プロとしてデビューするにあたっての
ブランディングとか
集客用のLPとかを作ったりするんですね。
もうかれこれ30人以上は
お手伝いしているんですが
全員が全員デビューして
うまくいっているわけではありません。
うまくいく人もいれば
そうでない人もやっぱりいるわけです。
じゃあ、その違いは何なのか?
一概には言えませんが
成功している人の共通点として
それまで積み上げてきた経験を
うまく利用していることがあります。
平たく言うと
今まで磨いてきたスキルと
新しく身に付けたスキルを
掛け合わせることで
とてもユニークなポジションを
築くことに成功しているんです。
そして、どんな分野でも
キャリアチェンジでうまくいく人って
それまでの経験やスキルを
何らかの形で生かしている場合が
多いなと思います。
例えば、小説家の東野圭吾さんは
もともと自動車部品メーカーの
エンジニアでしたが、
テレビドラマにもなった「ガリレオ」などは
その経験が存分に生かされていますね。
実際、本人も次のように言っています。
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たとえ5年間でも
サラリーマンを体験したことは、
今の私の最大の財産であり、
武器だと思っている。
考えてもみてほしい。
現在、作家と呼ばれる人は
星の数ほどいるが、
製造業のエンジニアだった
という人間が何人いるだろう。
私は私以外には知らない。
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これはセールスコピーライターも
例外ではないでしょう。
セールスコピーライターになる場合
全くの異業種からって人が
ほとんどだと思いますが、
その異業種での経験は
何らかの形で活かせると思います。
例えば、僕は
ずっと営業をやってたことや
海外で仕事をしてたことなんかが
かなり役立ってます。
営業経験は言わずもがなですが
DRMの本場ってやっぱりアメリカなので
英語を読んだり聞いたりできることで
情報収集の幅も広がったのです。
何が言いたいかというと
(当たり前の話ですが)
セールスコピーライターを目指すなら
ライティングスキルを磨くことはもちろん、
今の仕事も手を抜かず
しっかりやりましょうねという話。
きっとそれが
あなたの財産になるはずだから。
それでは、また。
昌子 幹