ライティングスキルを異次元に上昇させる秘訣

From:昌子 幹

いやー、ちょっと驚きました。

前回のメルマガで、
ライティングを習慣化するための超簡単な方法として、
他の人のメルマガやブログにコメントを投稿することを提案したところ、
僕のブログページに意外に多くのコメントをいただきました。

(先週の記事はこちら)

正直、「誰も投稿してくれなかったらどうしよう」
とヒヤヒヤしてたんですよ^^;

いやでも、提案されたことを
すぐに実行するって本当に素晴らしいですね♪

きっと、どんどんスキルアップしていくと思いますよ。

コメントを投稿してくれた
かわうそさん、岸さん、マサ166さん、タナケンさん
ありがとうございます!

さて、今日のテーマにも関係してくるので、
ちょっとタナケンさんから
いただいたコメントをご紹介しますね。

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この記事を読んで、目から鱗が落ちました。
いままでライティングの習慣化っていうと、
記事のようにブログやSNS、メルマガを毎日書く。
あるいはセールスレターを写経する。
そんな風に思っていました。

まぁ、写経は習慣化とは違う気もしますが...

ただ、自分自身もコメントを書くときに、
時間が掛かったりするので、頭を使う点は実感しています。
相手のことを考えたコメントを書くように、心掛けたいと思います。

=====================================ここまで

タナケンさん、ありがとうございます!

ブログのコメントじゃなくても
日記でも読書メモでもいいですし、

長い文章じゃなくてもいいので
とにかくまずは「書く」ことを
毎日続けてみてください。

そして、書いたらスケジュール帳とかに
「今日も文章を書きました」と書き込んでください。

これを42日間続けていくことで
単にライティングが習慣化されるだけでなく
あなたのセルフイメージの次元も上がっていきます。

皆さんも、騙されたと思ってぜひやってみてくださいね。

さて、タナケンさんのコメントを読んでいて
「お!」と思ったことがあります。

それが、

「相手のことを考えたコメントを書くように、心掛けたいと思います。」

という部分です。

これ、ブログやセールスレターなど
人に読んでもらう文章を書く上でとても重要なマインドセットです。

なぜなら、人に喜んでもらえる文章というのは基本的に
読み手に何らかの価値を提供しているからです。

で、読み手に価値を提供しようと思えば
当然ながら相手のことを想いやったり
相手の立場に立って考える必要があります。

つまり、
「誰にどんな価値を提供するか?」
ということを考えながら書くわけです。

じゃあ、どんな価値を提供すればいいかというと
基本的に次の3つが価値あるコンテンツの条件だと言われています。

・相手の感情が変わる
・相手の視点が変わる
・相手の行動が変わる

詳しくは追々説明していきますが
まずはこの3つを覚えておいてください。

さて、では、どうやってこの3つが
できるようになるかという話ですが、
まずはそういった文章を読んでいくことです。

きっと、あなたもブログや本や映画を読んだり観たりした時に
「感動した(感情が変わった)」とか
「なるほどー(視点が変わった)」と思ったとか
「自分もこれやってみよう(行動が変わった)」
といった変化を経験したことがあると思います。

ちなみに、先週の僕のメルマガを読んで
コメントをくれた人は
「行動が変わった」ということになります。

ただ、もしあなたがライターを目指すなら
文章を読んだ時に、そこで終わらせてはいけません。

なぜ、自分は感動したのか?
なぜ、自分の視点が変わったのか?
なぜ、自分の行動が変わったのか?

もっと言うなら、そのエッセンスを自分のブログや
セールスレターに活用するにはどうしたらいいか?

といった視点で「文章を分析」していくことがとても重要です。

つまり、ことライティングスキルを上げていくことに関しては逆に
「読み手の視点から書き手の視点に次元を上げていく」
必要があるのです。

さらっと言いましたが、これ、とても重要な概念です。

これができるようになると
ライティングだけじゃなくて
料理でも仕事でも人生でも
あらゆる領域でその質が上がっていきます。

例えば、会社で言うと
社長の視点と従業員の視点って全く違いますよね?

社長は従業員より、ずっと高い視点で仕事をしています。

じゃあ、もしあなたが社長になりたいと思ったら何をしなければいけないか?
というと、それはもちろん社長の視点で考えることです。

なぜなら、従業員の視点でいる限り、その上の世界は見えないからです。

でも、高い視点に立てばその世界がどんなものか分かるし、
その視点の下にあることは全て包括してしまうからです。

これが「次元上昇」です。

いわゆる「仕事ができる人」というのは意識的にせよ無意識的にせよ、
上司とか社長とかの視点で仕事をしているので出世が早くなるのです。

仕事ができるから出世するのではなく、
上司や社長の視点で仕事をするから仕事ができるようになり
結果として出世もしやすくなるのです。

読み手と書き手でいうと当然、
書き手は読み手より高い視点にいます。

なので、価値ある文章や価値あるコンテンツを提供したいなら
読み手の視点を持っていると同時に
書き手の視点も持っていなければならないのです。

また、優れた書き手の視点を手に入れることができれば
ライティングのテクニックやノウハウといった下位の概念は
簡単に吸収することができます。

逆に、優れた書き手の視点がないまま
テクニックやノウハウだけを手に入れても
ただの胡散臭い煽りコピーや文章にしかなりません。

ちなみに、視点のさらに上に「感覚」という概念がありますが
この話をすると長くなるので、
もう少し先のテーマとして取っておきますね^^

さて、ちょっと難しい話をしましたが
要は、優れた書き手の視点を手に入れるためには
書き手の立場に立って優れた文章を分析することです。

ただ、闇雲に分析といっても最初はわからないと思いますので
実際の文章を教材にして、これから数回にわたって
分析の仕方を解説していきたいと思います。

というわけで、まずはこちら↓のエッセイを読んでみてください。

ここから=====================================

「おばあさんの新聞」

一九四二年に父が亡くなり、
大阪が大空襲を受けるという情報が飛び交う中で、
母は私と妹を先に故郷の島根県出雲市の祖父母の元へ疎開させました。

その後、母と二歳の弟はなんとか無事でしたが、家は空襲で全焼しました。

小学五年生の時から、朝は牛乳配達に加えて新聞配達もさせてもらいました。

日本海の風が吹きつける海浜の村で、
毎朝四十軒の家への配達はつらい仕事でしたが、
戦争の後の日本では、みんながつらい思いをしました。

学校が終われば母と畑仕事。

そして私の家では新聞を購読する余裕などありませんでしたから、
自分が朝配達した家へ行って、
縁側でおじいさんが読み終わった新聞を読ませていただきました。

おじいさんが亡くなっても、その家への配達は続き、
おばあさんがいつも優しくお茶まで出して、
「てっちゃん、べんきょうして、えらい子になれよ」と、
まだ読んでいない新聞を私に読ませてくれました。

そのおばあさんが、三年後に亡くなられ、
中学三年の私も葬儀に伺いました。

隣の席のおじさんが、
「てつんど、おまえは知っとったか?
おばあさんはお前が毎日来るのがうれしくて、
読めないのに新聞をとっておられたんだよ」と。

もうお礼を言うこともできないおばあさんの新聞・・・。
涙が止まりませんでした。

岩國哲人(いわくに・てつんど)

=====================================ここまで

これは、日本新聞協会が一般から募集した
「新聞配達に関するエッセイコンテスト」で
最優秀作に選ばれたエッセイです。

作者は岩國哲人氏。

かつてメリルリンチ米国本社の重役まで昇り詰めながら、
島根県出雲市の市長に転身し、さらに衆議院議員になった人です。

まあ、取り上げるのはどんな文章でもよかったのですが、
たまたま思い出したのと、僕が出雲地方の出身ということで、
まずはこのエッセイを教材にして分析していきたいと思います。

というのも、実はこの短いエッセイの中に
ライターとしてもコピーライターとしても
学べるエッセンスが山ほどあるのです。

正直、文章としてはイマイチな部分もありますが、
おそらく、このエッセイを読んで心が動いた人って、
結構いるんじゃないかと思います。

実際、このエッセイ、今では絵本になったり
教科書にも載ってたりしますからね。

では、なぜこのエッセイは人の心を動かすのか?

次回から、このエッセイを少しずつ分析していこうと思いますが、
まずは、あなた自身でその理由を考えてみることをお勧めします。

別に正解があるわけではないので
まずは自由に分析してみてください。

そして、あなたの考えを
またこの下のコメント欄に投稿いただけると嬉しいです!

それでは、また次回お会いしましょう。

昌子 幹

P.S.
お気づきかもしれませんが、今年、僕は
このメルマガをテスト的に双方向性でやってみようと思ってます。

その方が、読者のみんなの意見を踏まえた
価値あるコンテンツになるんじゃないかと思ったからです。

逆に言えば、このメルマガが価値あるコンテンツになるかどうかは、
あなた次第であるとも言えます^^

なので、上記のエッセイの分析じゃなくて
今日のメルマガについての質問や感想でも何でもいいので
ぜひ積極的にコメントを投稿してくださいね。

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3 件のコメント

  • 新聞を購読できないほど貧しいか?
    購読者のおじいさんがいなくなっても通うか?
    血のつながっていない方の葬儀に中学生が行くか?

    自分ならNoだが、作者はYESで、自分にできないコトをしているから心を動かされるのでは?

  • メルマガ、拝見しました。エッセイの例文の分析ですが、新聞配達を続ける筆者が、新聞を購読するお金が無くて、新聞を配達したお家でおじいさんから新聞を見せてもらっていたが、おじいさんが亡くなってからも、おばあさんが新聞を取ってくれて、新聞をみせてくれた話ですね。そのおばあさんも亡くなり、お葬式の席で、おばあさんの優しさの真実を知り、号泣する。短いエッセイですが、とても感動的な内容でした。戦後の日本の生活を知るとても良いエッセイだと思いました。

  • 筆者にとってはつらい仕事だった新聞配達。
    おばあさんにとっては毎日楽しみにしていたひととき。

    おじいさんがいた時に読ませてもらっていたのはおじいさんが読み終わった新聞。
    おじいさんが亡くなった後に読ませてもらっていたのは誰も読んでいない新聞。

    こういった対比が最後につながり、目が熱くなりました。

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